日本を代表する怪獣のゴジラ!一方、アメリカを代表する怪獣キングコング!
もしこの両者が戦ったら!?
今回紹介する映画はそんな夢の対決を実現した一本となっています。
※この記事には多分に作品のネタバレが含まれています。本作品をご覧になられていない方にはオススメ出来ません。
2021年公開、アダム・ウィンガードア監督作品。
ハリウッドの流行(完全に商売としてですが、)「○○ヴァース」という世界観を共有する映画作品があります。
この作品も「モンスター・ヴァース」の第4作として製作されました。
「GODZILLA ゴジラ」「キングコング:髑髏島の巨神」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」からの続編となっています。
いろいろ設定を考察しても、大乱闘のためのモノなのであまり意味がない作りになっています。
いろんなオマージュに溢れていますが、これも分かる人が分かればいいくらいで本筋には全く影響がないモノだったりします。
コングを船の甲板に縛り付けて輸送中に餌を与えるのですが、これが大量のマグロです。
エメリッヒ版ゴジラで、ゴジラの主食をマグロにした事で大批判だったんです。
「ゴジラ FINAL WARS」でエメリッヒ版ゴジラそっくりの怪獣はゴジラにあっという間にやられてしまうんですが、その時に「やっぱ、マグロなんか食ってるやつはダメだな」というセリフがあったくらいです。
怪獣にマグロを食わせるというのがパロディになっています。
また地下空洞への侵入には急激な重力反転に耐えられる乗り物が必要という事で開発されたヒーヴという探査船が出て来ます。
これもその形から日本のゴジラシリーズに出てくる人類最高技術で開発された自衛隊の対ゴジラ兵器スーパーXへのオマージュというのが分かります。
これはみんなけっこうどうなんだろ?と気になるところだと思います。
実際、Youtubeで柳田理科夫さんがやってて参考になります。
この動画を見るとゴジラが圧倒的に有利案んですが、長期戦に持ち込めば勝機がありそうとのこと。
それならばかなりいい戦いができそうです。
コングには機動力の高さとスピードがあるので、ゴジラが火炎放射能を射つ時の溜め動作があります。これでタイミングが読めるのでコングは高確率で避ける事が可能です。
ヒット&アウェイでゴジラにダメージを蓄積しながらの持久戦が有効そうです。
しかも溜めを作らずに火炎放射能を撃った場合、威力は激減することでしょう。1回くらいくらっても致命傷にはならないかもしれません。
劇中のビルを使って回り込みながら攻撃するのはけっこう有効だったってことになります。
コングの戦闘センスは恐るべきものがあります。
この映画は基本的には2大怪獣の大暴れと、その2大怪獣が力を合わせて暴走したメカゴジラを破壊するという共同戦線の熱さみたいのを感じられればいいのだと思います。
ん??これって不良マンガとか映画とかのパターンじゃん!
「ゴジラvsコング」は「ビーバップ・ハイスクール」とか「今日から俺は‼」と同じジャンルだったか!!
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