※この記事は11月16日に投降した記事を加筆修正したものです。
世の中すっかり、クリスマスの雰囲気に包まれています。
なので今回はクリスマス映画の中で大好きな映画である「グレムリン」を紹介します。
2022年12月16(金)の金曜ロードショーでは12月はクリスマス映画特集として、「グレムリン」を放映。
是非ご覧になってください。
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※注意:この記事にはネタバレが多分に含まれています。作品をご覧になっていない方にはオススメできません。
1984年公開のジョー・ダンテ監督作品。
不思議でかわいい生き物ギズモが大人気になりました。
大ヒットを受けて1990年に同監督により「グレムリン2 新・種・誕・生」が公開されます。
クリスマス。ビリーは発明家の父親からとっても不思議な生き物モグワイをプレゼントされた。このモグワイを飼うには3つの大切な約束がある。1つめは水に濡らさないこと。2つめは光を当てないこと。そして3つめは、真夜中の12時過ぎには絶対に食べ物を与えないこと……。
Filmarksより引用
前作の主人公ビリーと恋人ケイトは二人そろってニューヨークで新生活を送っていた。大富豪クランプの所有するクランプ・センターがその働き口だったが、ビリーはそこで、チャイナタウン再開発のために発見されたモグワイと再会する。しかしまたしても偶然と失敗が折り重なってモグワイの体からグレムリンが発生、しかも今度はセンターの研究所で開発中のバイオ・テクノロジーと融合、新種のグレムリンが大量発生してしまうのだ。
Googleより引用
主人公ビリーの父親ランダルは連れて帰ったモグワイに「ギズモ」と名前を付けます。
ランダルは発明家なので、「新装置」を意味する言葉「ギズモ」を名前として選択しました。
見よ!このかわいさを!!
以上が、モグワイを飼うための3つの掟です。
これを守らないとどうなるかというと、
1作目はたった二日でこの3つの掟をすべて破ります!!(笑)さらに翌日には街中が大騒ぎ!!
なお、1つ目と2つ目はグレムリンになってからも性質が引き継がれます。
タイトルが「グレムリン」なのですが、ポスターなどに映っているのが非常に可愛いモグワイのギズモなので、この子をグレムリンだと思っている人がいます。
しかしギズモはモグワイであってグレムリンではありません。
この作品でのグレムリンはこれ!!
グレムリンとは、もともと20世紀初頭のイギリス空軍パイロットの間で噂されていた「機械にいたずらをする妖精」のことです。
飛行中に機械類が原因不明の不調を起こすことがあり、これがグレムリンの仕業だろうと言われていたのです。
また、オムニバス映画「トワイライトゾーン/超次元の体験」の中でも飛行機を不調に追い込む得体のしれないモノが翼の上にいるところなどがグレムリンとして描かれています。
裏の設定というか、あまり知られていない公式の設定で、モグワイは宇宙生命体だというのがあります。
何世紀も前の宇宙の遥か彼方にある科学が高度に発達した惑星で、
モグターメンという科学者が、どんな気候や条件にも適応し
かつ繁殖可能な性格温厚で知的な生物であるモグワイを作り出しました。
モグターメンはそのうちの一匹を試しに地球に送り込みます。
これがギズモです。
彼が到着したのは台湾でした。
そこで中国人の老人に拾われ、一緒にアメリカに渡ることになりました。
以上のような内容のことが公式の設定として公開されているそうです。
なんとギズモは宇宙から来たんですね~♪
1作目と2作目では設定の違いにより、多少描かれ方が違いますが個性的なグレムリンたちを紹介します。
まずは1作目から。
1作目では基本的に彼以外はほぼ同じ形態で特に特徴がないです。ストライプは頭の真っ白なモヒカンが特徴です。
性格はモグワイの時から粗暴で悪知恵が働き、悪のカリスマ的な存在です。
ギズモをいじめまくり、時計を壊して時間を誤魔化してビリーをだまし深夜にチキンを食べさせてもらってグレムリンに変身します。
また、スポーツセンターのプールに自ら飛び込みグレムリン仲間を爆発的に増殖させました。
以下はすべて2作目に登場したグレムリンです。
2作目でのスプライト的な役割。
ギズモを苛め抜くほど、冷酷で残忍。人間をパンチで気絶させるほどの腕力もあります。
後半ではクモの遺伝子を取り込んで、スパイダーモホークになります。
左右の目玉を別々の方向に回転させていて、いつも笑い声をたてていてかなり知能が低い。しかし性質は残忍で歯科クリニックでビリーを拷問しようとしました。
エドワード・G・ロビンソンをモデルにしたという親父っぽい顔が特徴。知能は比較的高い。
いつもレニーに何か物をぶつけられている。
グーフィーがモデルで独特の笑い声と出っ歯が特徴的。ジョージといつもコンビで、モノをぶつけている。
脳ホルモンを飲んで急激に知能が高まって高度な考えと会話が出来るように。ニューヨークに強くあこがれています。
コウモリのバイオ遺伝子を取り込んで、羽が生えて飛ぶことが出来るようになりました。
ブレインに日焼け止め遺伝子を注射されて太陽の下でも活動できるようになり、街中を飛び回って大混乱を引き起こします。
最後はセメントで固まってガーゴイル像のようになってしまいました。
野菜の素を取り込んだので、耳がキャベツの葉になり、体中からトマトなどの野菜が生えるようになりました。特にそれ以外の特徴がなく、しかも害もない珍しいグレムリンです。
電気の素を取り込み、電線や電話回線を行き来できるようになった実体を持たないグレムリン。電話回線の中では「イドの怪物(『禁断の惑星』)」のようなルックスになります。
性ホルモンを飲んで女性化。フォースターに熱烈に迫り、ギズモ以外で最後まで生き残った唯一のグレムリン。
1984年当初、日本はバブルにより好景気でイケイケの時代でした。
「トヨタ」や「ソニー」という単語は有名な日本メーカーだと世界中に知られていました。
また、この頃のハリウッド映画には日本製品を揶揄する表現がちょくちょく挟み込まれています。
これは安くて品質の良い製品が日本から売り出され、アメリカで自国の製品が売れず、失業や倒産の憂き目にあった割とたくさんの人々がいたためでした。
その頃、日本人はというと、お金持ちがたくさんいて、旅行などを楽しんでいたのですが、特にアメリカにおいて羽目を外し過ぎた日本人がたくさんいました。
アメリカでは彼らの行動が社会的に問題になっていたそうです。
モグワイが夜中にグレムリンへと変貌する姿が描かれた理由が「昼間勤勉な日本人は夜になると欲望のままに行動するようになる」というイメージがあったためだと言われています。
1作目で増殖したグレムリンたちが好き勝手し放題で大変な目にあっている街のセットなんですが、実はコレ、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で使用された時計台のある街のセットをそのまま使用しています。
見比べてみると面白いかもしれません(笑)
40年近く経つ作品ですが、キャラクターの可愛さから今でもグッズなどが大人気です!
「グレムリン2」のフィギュアコレクションシリーズなど大人気の商品もあります。
イタリアのファッションブランド「gucci」では2023年の春夏コレクションで映画「グレムリン」の「ギズモ」とコラボレーションしたことが発表になっています。
1984年は映画に関して言うと、爆発的な当たり年!と言えるでしょう。
まずは海外から
日本においては
と、すごい年なんですよね~~。
そんな中でも、「グレムリン」はかすむことなく大ヒットしてるわけです。
懐かしの映画解説と冒頭数分の映像です。
高島忠夫さん、テンポのいい語り口調で気持ちいいんですよね~♪
最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の記事は以上となります。
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