皆さんが最初に感動を覚えたゲームってなんですか?
自分は恐らく任天堂ファミリーコンピュータ初のRPG「ハイドライド スペシャル」だったと思います。
RPG(ロールプレイングゲーム)とはゲーム内の世界を冒険しながら旅して、キャラクターを育て、最終的に魔王や魔竜を倒し攫われた姫を救い出しだり、世界を救ったりする。
こんな感動を呼び寄せるゲームを使って、とある計画が始まっていました。その名も「光のお父さん」計画!
※注意:この記事にはネタバレが含まれています。本作品をご覧になられていない方にはオススメ出来ません。
元々は原作者マイディーさんのブログでした。
◆「一撃確殺SS日記」http://sumimarudan.blog7.fc2.com/
2014年8月6日から始まる「光のお父さん」というタイトルの一連の記事群が原作です。
その後書籍化、ドラマ化を経て劇場版での公開へ。
原作者というかブログ執筆者のマイディーさんは癌との戦いの末に2020年12月に他界されています。
いろいろあったことを経緯として記事にまとめてあります。ご参考までに。
これは挙げればキリがないです。
なぜならこの作品はゲーム「ファイナルファンタジー」などのRPGをやった事がある人には、その時の感動を思い出しながら尚且つ最もそれを理解・共有しづらい人が一緒に楽しんでくれるという嬉しさに満ちているからです。
RPGは莫大な時間を掛けて、自分のキャラクターを育て、難解な謎をひとつひとつ解き明かし、重要なアイテムを探しまわり、強敵を倒し、と非常に苦労するゲームなんです。その上で目的を果たした時の充足感たるや!
これを経験している人はゲームに使用されているBGMやテーマ曲が作中に流れて来た時点で叫びだしたくなるほどの興奮を覚える事でしょう。
そう、仕上がっているんです!!
つまり出来上がってしまっているが故に冷めてしまう人も出てしまうでしょう。
「ゲーム」+「ファミリー版電車男」って言う図式なのよね。とか、ツッコミを入れるとまた違った味わいになるのかも。
そして映画としてはどうなのさ?ってところなんですが、「分かり易くてよかったです。」というのが感想となります。
劇場版ならではの壮大な何かとかは特にないんですよね。
とにかく手術に向かう、点滴片手に手術着のお父さんの後ろ姿がカッコよく見えるかどうかです!。
この作品は全体的には非常に面白く、感動しました。よくまとまっています。
ただ、ドラマを劇場版にした感じが拭えていない。そこだけが残念ポイント。
良くも悪くもお茶の間テイストな作品に仕上がってると思います。
ちなみに現在Amazonプライムビデオで見放題となっています。