総合的に「プロレス」を観た場合にはショー要素はもちろん排除しきれません。
ですが純粋な強さを考えた時に「プロレスは強い」というのが自論としてあります。
まあこれはあくまでも個人的な見解です。「信じたい」というのも大きいです。
プロレスが近接戦闘において有利な点を考えてみました。
強烈な投げ技、トップロープからの体重をかけた落下攻撃、関節技・絞め技を受け続けても再び立ち上がり戦闘態勢に戻ることが出来ます。
プロレスならではの身体を作り上げるトレーニング法があり、非常に打たれ強い人間が出来上がります。
機動力を考えると、力士は前方に対しての瞬発力は物凄いですが、横・後方への動きは鈍いです。
柔道は相手をつかんでからが勝負です。
比べて、プロレスは走り、回り込み、滑り込み、跳躍し、飛び込み、と多種多様な動きに対応できます。
平均試合時間は15~20分です。長い試合だと60分を超える時もあります。
つまりその間、動き続けることが可能なスタミナを持っているという事です。
ルール無用の戦闘においては3分から5分の戦闘は長い部類に入ってきます。
長時間活動するスタミナは十分に持っていると言えます。
キックボクシングなどのように打撃のみだったり、柔道のように投げ・絞めのみだったりというのは戦闘術としては対策を立てられやすいと言えます。
その点、プロレスはすべての技がある総合格闘技と言えます。
中・遠距離でも、近接距離でも戦えるのは強いです。
戦闘において身体に触れることは互いに最も危険な状態であると言えます。
打撃から関節技、投げ技から絞め技、絞め技から投げ、いきなり遠方からの飛び込み技、奇襲技など非常にバリエーション豊かな戦闘を行うことが出来ます。
またプロレスならではの特殊な技もあります。
技を切り返したり、反撃する場合にタイミングは非常に重要です。
さらに作戦行動を仲間と行うためには互いの連携が重要ですが、それもタイミングを見極める能力が重要です。
そのためのリズム感の良さをプロレスラーは兼ね備えています。
ダメージが少なくなるように技を受け、切り返し、反撃し、観客を盛り上げるリズムが体に染みこんでいます。
実は反則行為というのがかなり横行している競技というのもプロレスの特徴のひとつです。
なぜなら、レフェリーが一定数カウントするまで反則負けにならないからです。
凶器による攻撃、複数人数による攻撃、急所への攻撃etc…
こういった行為に慣れているということは実戦に慣れているとも言えます。
実戦はシチュエーションやタイミングに左右されます。
いくら強くても戦いの場が不向きだったり苦手とする環境の場合は生き残ることが難しいでしょう。
そんな中で、生き残る確率を上げるのは何か?
これらによりいろんなシチュエーションに対応することが可能になります。
そうするとプロレスラーはこれらは持ち合わせているので生き残る確率は高まるのだと思います。
以上、プロレスラーが強いと言える理由を挙げてみました。
願望含めて強いプロレスラーが好きです!!