子供の頃、同級生に歳の離れた兄弟がいて、同級生は兄たちの影響で映画やマンガを他の子たちよりもたくさん鑑賞していました。
そしてその同級生とは当時仲良くさせてもらっていて、よくマンガや映画の話をしていました。その中でワクワクとドキドキが止まらなかった作品が映画「ターミネーター」でした。
なぜって、タイムトラベルもので、しかも生体組織をまとった究極の殺戮アンドロイド”ターミネーター”が追って来る。ド派手なアクション満載の映像!
まさに手に汗握って鑑賞しました。
長きにわたり愛されてきたこのシリーズを出来るだけ分かり易く楽しめるポイントを絞って紹介したいと思います。
1984年公開、ジェームズ・キャメロン監督作品。世界的大スターにして”筋肉の代名詞”アーノルド・シュワルツェネッガーの出世作。
タイムトラベル、アンドロイド、人工知能、ガンアクション、カーチェイスとSFとアクションの要素がこれでもかと詰め込まれた作品です。
”スカイネット”は指導者”ジョン・コナー”を抹殺するためにタイムトラベルで戦争前の過去にターミネーターを送り込み、その親であるサラ・コナーを抹殺しようとする。ジョン・コナーは兵士カイル・リースをサラ・コナーを守るために過去に送り込むが・・・。
というのが物語の導入部です。
※この記事はネタバレを多分に含んでいます。まだ作品をご覧になっていない方はご了承の上でお読みください。
冒頭のシュワちゃんのオールヌード筋肉は半端ないです!
彼はもともと国を代表する程のボディ・ビル選手でした。その後アメリカに移り住み映画俳優の道へ進んだので、この頃のシュワちゃんの筋肉は全盛期に最も近い筋肉です。
ターミネーター目線のパラメータ画面などの描写が秀逸です。
スピルバーグの「ジョーズ」でもサメ目線の映像で泳いでいる人間に迫っていくところとか描かれているんですが、何の感情もそこに存在しないのが分かって心底怖いですよねー。
そして、ラストのホラー要素の強い描かれ方です。ターミネーターがやられてもやられても立ち上がり、サラ・コナーを追いかけます。何度見てもドキドキしてしまいます。
「あーしたら倒せる、こうやったらもっと効果的だ」なんて思いながら観るんですが、その度に立ち上がったターミネーターを観て「うわー、無理無理!!!」って思ってしまいます。
1991年公開「ターミネーター」の続編。
カイルの子を身籠り生み育ててきたサラ・コナー。日々「審判の日」の悪夢に悩まされていたせいもあり精神病院に閉じ込められていた。息子のジョンは養子に出され不良になっていた。天才的な素養とサラに教え込まれたサバイバル技術でATMから現金を抜き取ったりゲームセンターに入り浸っていた。そこへまた、未来から液体金属型ターミネーター:T-1000が送り込まれてくる。また未来のジョンから以前サラを襲ったのと同タイプ:T-800が護衛用に送り込まれてきた。精神病院のサラを助けに向かうが、、、。
なにがいいって、シュワちゃんターミネーターが味方に付いてくれているのが本当に心強いです。最新鋭のタイプでなくても、戦いはそれだけではないんだって教えてくれます。
そして液体金属:T-1000を演じているのが、ドラマシリーズ「X-FILE」の終盤レギュラー:ジョン・ドゲット捜査官役のロバート・パトリックです。
ちょっと洒落の効いた怪演が光ります。
また、ジョン役のエドワード・ファーロングはそのイケメンっぷりで日本で女性ファンをキャーキャー言わせていました。SFに全く興味のない女の子も「ターミネーター2」を見に行ってましたね。
2003年公開ジョナサン・モストウ監督。
液体金属:T-1000との戦いから10年後。ジョンは母親サラを白血病で失っていた。そこへジョン・コナーの副官たちの抹殺のためにT-1000の後継の新型T-Xが送り込まれてくる。さらにジョンを護衛するためにT-800の改造版T-850が送り込まれてくる。T-Xに襲われたジョンを危機一髪で救うが、、、。
この映画はいろいろ細かい事を突っ込むと一気につまらなくなるので目をつぶりましょう。
T-X役のクリスタナ・ローケンがホントに美人なんですが、全くの無表情演技にターミネーターっぽさ全開の怖さと、人間の常識を覆す戦闘の仕方に驚愕します。
そしてやっぱりシュワちゃんがいいです。この頃になるとちょっと年齢が顔に出て来ているのですが、見事に戦闘でやられまくって傷だらけになってくれるので気になりません(笑)
「ターミネーター2」の5年後という設定の続編として製作されたTVドラマシリーズ。
未来のジョンから二人を護衛するための少女型ターミネーター(キャメロン・フィリップス:TOK715)が送り込まれてくる。対してスカイネットはT-800と同形骨格のT-888を何体も送り込んでくる。
シーズン2で尻切れトンボ的に終わってしまっています。完全オリジナルな部分もあって面白かったんですがねー。
キャメロン役のサマー・グローが最初は無表情なぶっさいくだなーって思っていたんですが、感情が暴走する話の時に笑顔を浮かべた表情が非常に愛嬌があって可愛く見えます。
というか、サラ役レナ・ヘディが美人過ぎるんですよね。そりゃ、ジョンは恋も出来んわなって感じです。
2009年マックG監督作品。いわゆる「ターミネーター」物語のオリジン的なストーリーです。
「人間とは?」というテーマに少し踏み込んで描かれていく、「審判の日」後の荒廃した未来世界。
ダイナミックなCGを使った映像や人工知能が作り出したいろんな種類の端末機械たちが見どころです。
カイルやジョンの妻のケイトなどのジョンとの関わりや、カイルがタイムトラベルするまでがいろいろと繋がっていくのがなんか嬉しい作品です。
2015年公開。
この映画の良いところはなんといっても年取ったシュワちゃんT-800です。生態組織が劣化して年老いた姿になるという設定が◎
そして最後の方で量産されたT-800が完成した時の姿が、若い時のシュワちゃんでこれ少し話題になりました。
すべてCGで再現されたシュワちゃんの若い頃の姿だそうです。
2019年公開。1,2でサラ役だったリンダ・ハミルトンがシュワちゃんと久しぶりの共演。
ジェームズ・キャメロン監督が「ターミネーター2」の直接の続編として製作したのだそう。
なので他の作品とのつながりや、矛盾点を挙げていくのはヤボなことだとおもいますので、ここでは致しません。
グレース役のマッケンジー・デイヴィスは「ブレードランナー2049」の娼婦マリエット役も務め、SF界での美人さんランキング上位に入っているはずです(笑)
「T2」にて最後の廃工場でT-1000が化けたサラと本物のサラが顔を合わせてしまうシーンは実はCGではなく、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンの双子のレスリー・ハミルトンが演じていました。
ふたりは一卵性双生児なのでそっくりです!
画像では、画面奥がレスリー。
この時、シュワちゃんはラッキィ池田氏の振り付けで日清カップヌードルのCMに出ていました。
このCMで日本ではアーノルド・シュワルツェネッガー人気は爆発的に上がりました。「シュワちゃん」と呼ばれるようになったのもこの頃です。
やかんを持つことを嫌がらなかったかって?もちろん嫌がっていたのですが、ラッキィ池田氏が「日本の魂の象徴」だとか説得して納得してもらったのだとか(笑)
「T2」でイケメンで大人気のジョン・コナー役エドワード・ファーロングも日本でCM出演していました。
曲が大黒摩季と豪華なCMでした。
「T4」で一瞬登場する、T-800と同型のターミネーター。若い頃のシュワちゃんそっくり!!
ですが、もちろんこれはCGをうまく使用して若かりし頃のシュワちゃんを再現しています!
でもやっぱりこの人が一瞬出るだけでも「ターミネーター」感が半端ないです。
タイムトラベル、人工知能、アンドロイド、カーチェイス、ガンアクション、などなど当時の男の子の大好きなモノがたくさん詰まっている作品でした。
そしていま、なんとすべての作品が動画配信サービスU-NEXT、Amazonプライムビデオでご覧いただけます。
※2021/09/06現在は「ターミネーター: ニュー・フェイト」はレンタルでその他の作品は全て見放題でご覧いただけます。
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