天鳳のグループのひとつで中華ダイニングとして中野坂上で営業中のお店。
スープは鶏ガラスープが基本で少し甘みのある醤油スープ。
麺は少し細めのちぢれ麺で軟らかめでツルツルした食感。しっかりとスープを絡める。
トッピングはたっぷりの刻みニラ。着丼時にニラのいい香りがしっかりする程です。
味玉半分×2個。とろっと半熟具合がいい感じ。しかもキッチリ浸かっていてしっかりとした味がするのが美味です。熱々のスープで温まるまで少し置いてから食べると、トロトロ感が増してさらに美味です。
ここに寄ると高確率でオーダーするのがオレンジチキン。
一言で言えばオレンジで味付けした酢鶏なんですが、抑えた酸味に芳醇なオレンジに香りがいいです。さらにソースに唐辛子を加えてあるため甘みが引き立つのと同時にキリっとしまった感じに仕上がっています。
焼き餃子はもちっとした皮にたっぷりの餡。焼き目もパリッとしていて美味しいです。一緒に提供される専用タレが、梅肉が加えてあって梅の風味がさっぱりと香ります。
◆天鳳グループの歴史
この歴史を読むと、1974年に中野坂上に「天鳳」という中華料理店を創業して、「中華ダイニング天鳳」改名。
その後株式会社テンホーを設立し、2000年に「麺や天鳳 中野坂上総本店」というラーメン店をオープン。さらに2014年に「TENHO餃子酒場」をオープンしたのだそう。
以上、3つの業態の店舗があり、中野坂上にはすべてそろっていたのですが、2021年に「TENHO餃子酒場 中野坂上店」が閉店、その跡地に「麺や天鳳 中野坂上2号店」としてリニューアルオープンしています。
つまり一番古い「中華dining天鳳」はず~っと中野坂上にあり続けているんですね。
この「天鳳」発祥の地、中野坂上という街に特別にこだわって営業しているそうです。