以前、何年か前にはじめて西池袋店にお邪魔したことがありました。
その時は無謀にもいきなり温かいラーメンでは一番辛い北極ラーメンを食べて、耳から衝撃が抜けていくようなその辛さにビックリしました。
でも、その激辛の奥にしっかりと甘みや旨味が混在していて美味しかったです。
それから、もう少し辛さが控えめの蒙古タンメンを食べたいとは思っていたのですが、なかなか思い切れずにいました。
今回は年始のラーメン初めという事で、かねてよりの蒙古タンメン中本に挑戦です。
大量の野菜を煮込んで作った甘みのあるスープにしっかりとした辛さのある秘伝の味噌。唐辛子を練り込んだ味噌をタレにしているとの事です。
麺はストレートの太麺で、チャンポンに使われる麺のような感じです。少し固めに茹でられていてシコシコ、ツルツルした触感です。
その上にクタクタになるまで煮込まれた肉野菜炒めが甘みがあって辛さの中にコクと旨味をプラスしている。
さらに辛子麻婆が掛けられていて、これを混ぜると辛さ倍増。
自分で少しずつ混ぜ、調節しながら食べ進めました。
それからライス!ビックリするほどの大盛ライスが出て来ました。
しかし辛い蒙古タンメンを食べて、口の中をリフレッシュするのにライスを食べるといいでしょう。
米の甘味が心地よくてあっという間に大盛ライスがなくなってしまいました。
初めて頼む方は半ライスがあるのでそちらを注文すると良いでしょう。
住所:東京都新宿区西新宿7-8-11 美笠ビル B1F
TEL:03-3363-3321
営業時間:09:00~21:00
定休日:なし
◆蒙古タンメン中本-辛うまラーメン日本一
もちろん辛くないメニューもあります。塩または醤油のタンメンです。
つまり、味噌を加えた3種のタンメンで、味噌は辛くしてあります。(辛さ3)
その味噌タンメンに辛子麻婆を載せると蒙古タンメン。(辛さ5)
一番辛いメニューの冷やし味噌ラーメンのスープと肉を蒙古タンメンに加えて味玉を載せたのが五目蒙古タンメン。(辛さ7)
純粋に辛さを追求したラーメンが北極ラーメン(辛さ10)。
温かい麺はこの順になっています。
「蒙古タンメン中本」の「蒙古」とはモンゴル国の事なんですが、現社長白根誠氏がインタビューで
「寒い土地では辛いものを食べるんじゃないかというイメージで先代がつけた名前。モンゴルとは全然関係ないよ!」
と答えているそうです。
特になにかいわれがあるという事でもないようです。