東京都は皆さんご存じの通り大都会です。
基本的に畑や山なんかのイメージはほとんどないですよね?
しかし、東京の、それも大都会中の大都会・新宿に名産とされている野菜があります。
それが内藤とうがらしです。
江戸時代にそばブームがあって、それに掛ける唐辛子が内藤新宿一帯で栽培されていました。
これが内藤とうがらしの始まりっだったそうですが、明治に入り人口増加で、畑がどんどん宅地化されてしまい、内藤とうがらしは姿を消してしまいます。
ですが、復活させたい熱い思いで、種を探し当て、2013年にJA東京中央会から江戸東京野菜の認定を受け、2018年には特許庁の商標登録も認められブランド化に成功します。
これで大都会新宿で栽培される名産品野菜「内藤とうがらし」となりました。
テレビなんかでもこの復活劇が取り上げられるようになったそうです。
今回は、新宿お滝橋通り沿いに自販機を発見致しました。
地域や地名になぞらえたいろんな8種類の商品が売られていました。
一緒に「とうがらし新聞」というフライヤーが置かれていたので1部頂いてきました。
苗や商品は通販でも販売している様子。
◆内藤とうがらし公式ホームページ http://naito-togarashi/tokyo/
「早稲田 文豪七味 ココアドリンク」とあり、夏目漱石の写真が貼られています。
早稲田は夏目漱石、誕生と終焉の地であります。
カップに粉末を入れ、120~150ccのお湯を入れて良くかき混ぜて飲みます。
成分表にジンジャーととうがらしの記載があります。
確かに、ジンジャーの香りが爽やかで、一口飲むと甘くない。のど越しに唐辛子がぼわ~っと顔を出す感じです。
変わり種ではありますが、とっぴに大きく外れてしまうことなくいい感じにまとまっています。
そしてこれから寒い季節に向けてとか、風邪を引いた時など、身体を温めるのには非常に良いと思います。