久しぶりに醤油ラーメンが食べたくなって近場のラーメン屋をのぞくと、なんとあっさり醤油ラーメンってなかなかない事に気付きます。
らあめん花月嵐はいろんなタイプのラーメンを置いているので、その時の気分で入りやすいです。
鶏ガラペースのさっぱりスープにキリッと醤油ダレが効いて香ばしい。
背脂が少し入っているのでさっぱり鶏ガラスープですが、コクがあります。
麺はコシのある中細ストレート麺でしっかりスープを、持ち上げてくれます。
トッピングは、ネギ、ほうれん草、のり、メンマ、チャーシュー、味玉、ナルト。
ナルトがのっているのが嬉しい。
味変でカウンターにあるブラックペッパーを少し多めにふると、香りが立って新たな味わいに。
住所:〒164-0011 東京都中野区中央2丁目2−9
TEL:0363040086
営業時間:11:00~22:00
定休日:無休
今回はおまけがメインの記事になっています!!
最近ラーメンにナルトがのってないことが多くてさみしいです。
ナルトが美味しくて大好き、という訳ではないのですが、ないと非常にさみしいです。
今回食べたラーメンにはナルトがのっていて、彩りもよく何やらうれしくなってしまいました。
実はナルトは起源ははっきりしないが、室町時代以前の古い文献にすでに登場することからかなり古い歴史を持っています。
切り口の渦巻き模様を「鳴門の渦潮」に見立てて”ナルト”と呼ぶようになったのだとか。
ちなみにナルトをラーメンにのせるようになったのは戦後すぐの闇市の頃だったみたいです。
当時は何もかもが不足している時代です、ラーメンにはチャーシューどころかメンマものっていない素ラーメンばかりでした。
それでも温かい一杯を具がないとはいえありがたく頂いてたそうです。
ある屋台ラーメンの店主が素ラーメンではさみしかろうと割と安く入手できたナルトをのせて提供し始めたところ、周囲の店でもならってナルトを乗せるようになっていったのだとか。
それが今でも中華そばには受け継がれているというわけです。
なぜカマボコでなくナルトなのかについてはラーメン丼の中華模様が渦巻きだったからだと推測されています。
玉村豊男という方がナルトがラーメンにのせえられた経緯や由来を「食の地平線」という本の「ラーメンとマダガスカルキツネザルと9つの断章」という章で追及しています。
しかし残念ながら結論には至っていません。
カマボコのメーカー紀文の公式サイトにナルトに関してのページがあります。
いろんな色のナルトや、歴史や豆知識などがあって面白かったです。
中でも「おそ松くん」に登場するチビ太が持っているおでん串の下の段に刺さっているのはナルトだという説です。
2016年にコンビニチェーンのサークルKで「チビ太のおでん」というおでん串が発売されました。
三角にカットされたこんにゃく、真ん中にうずらの玉子巻、そして焼きちくわの3種類。
しかし、ナルトではなくて焼きちくわでした。広告のイラストは形が完全にナルトなのに(笑)