世にアクション映画というのは数えきれないほどに存在します。
その中でもさらにジャンルが存在します。
ただし、共通して言えるのは「難しく考えずに楽しめる」ということです。
そんなアクションの世界を少しのぞいてみましょう。
伝説のアクション俳優10選から。
その後の全世界のアクション映画に影響を与えた「燃えよドラゴン」は言うまでもなく伝説の作品。
自ら危険度の高いアクションシーンをこなします。二度にわたって植物状態になったこともあり、ケガしたままで撮影することも数多かったそう。
「ミッションインポッシブル」シリーズでのアクションを行います。
映画「座頭市」でのすさまじいスピードの殺陣がすごいです。
日本きっての数々のスタントをこなす俳優。結果ハリウッドでの活動も今に続いている。
ドラマ、映画「SP」や「ザ・ファブル」でジークンドーや棒術のカリをマスターして迫力あるアクションを演じました。
映画「マトリックス」シリーズでカンフー、ガンアクションの指導とトレーニングを受け、「ジョン・ウィック」シリーズでもすばらしいアクションを見せてくれます。
ベテランのカンフーアクション俳優。女性ならではの流れるような柔らかい動きに、ビシッと動きのはしが極まるの気持ちよく見られます。
美しく、舞うようなアクションと彼女自身の美しさが相まって映画「LOVERS」などで開花している。
今では「鉄拳」と言ったらこの人というくらいになっています。映画「エターナルズ」でもその鉄拳の存在感を余すところなく発揮しています。
映画「マッハ!!!!!!!!」で特殊効果、ワイヤーなどを一切使わない本格アクションで世界中を驚かせました。
「マッハ」シリーズでトニー・ジャーと共演している女優さん。
主演の「チョコレート・ソルジャー」では「泥酔拳」を披露してくれます。ダンスもイケちゃう!!
かわいい容姿からは想像もできないような動きをします。
まず、ジャンルを冠する俳優というのは実は「アクション俳優」くらいなんですよね。
つまり俳優の中でも専門的な技能を備えているということです。
それが証拠に「恋愛俳優」とか「ホラー俳優」とかいいません。
アクションは特別に訓練やトレーニングが必要なものが多く、代役を立てることもあります。
これはやはりケガなどのリスクが常にあるからです。
これをこなせる俳優をアクション俳優といいます。
「スタント」の意味は妙技や離れ技という意味と、飛行機や自動車の曲乗りという意味があります。
つまり危険度の高いアクションシーンで顔出しせずに代役で務める俳優をスタントマンといいます。
もちろんカンフーなどの戦闘シーンも行います。
最近は主演俳優自身が普段からトレーニングを欠かさず行い、アクションを自ら行うこともあります。
またスタントマンだけのイベントなどもあります。
カースタントや飛行機の曲乗りがイベント会場で行われます。
アクションだからこそあるのがこのスタントンマンという代役です。
恋愛シーンやドラマシーンで代役を起用することはごく稀です。
基本的には日本の時代劇の剣術での対決アクションに使われる言葉で、あらかじめ決められた動きを演じます。
いくら竹光を使っているからといっても、ひとつでも動きが違ってしまうと大けがの可能性があります。
しかしリスクを意識しすぎると固い動きになり、リアリティと迫力が損なわれてしまいます。
スタントマンの一番活躍するシーンです。自動車、バイク以外に飛行機や船舶などもあります。
基本的には「〇〇チェイス」ということで追跡シーンがメインになります。
冒険もののことを「アドベンチャー」といいます。
ジャングルで猛獣に襲われたり、洞窟や遺跡の中でモンスターや罠に襲われたりというのを乗り越えていくアクションです。
何か特定の動きや道具を使うことで乗り越えるということだけでなく、身ひとつでも行われる冒険自体がアクションとなっています。
今では、空手、中国拳法、キックボクシング、その他の格闘技などを扱ったアクション。
カンフーとは本来、中国武術などの練習の成果を意味しますが、一般的に無手での戦いに使われる武術などを指す言葉として定着してしまっているため、全部ひっくるめてカンフーアクションと呼ばれています。
西部劇などの拳銃(ハンドガン)を使用したアクションをいう場合が多いです。
マシンガンやライフルを使った場合、扱っているキャラクターの動きが少ないのでアクションになりずらいからだと思います。
また戦争映画ではガンアクションとは呼ばれません。戦闘シーンと呼ばれます。
映画「リベリオン」よりガンアクションとカンフーアクションを掛け合わせたものを「ガン=カタアクション」というようになりました。
この作品以降のアクションに新しく1ジャンルプラスされたわけです。
「映画の構造を理解しよう!」の記事でも書いたのですが、アクションにおいてもスローモーション映像を効果的に使うことで、そのカットを印象の強いものにすることができます。
映画「マトリックス」から始まった、一部のキャラクター以外の世界すべての時間が極度にゆっくりになったような映像効果のことです。
カンフーアクションなど人の細やかな動きを見せるシーンやカットはカット数を少なくしてできるだけじっくり動きを見せます。
逆にカーアクションやタイムリミットがせまるような表現の時はカットバック手法で細かくカット割りしてせわしなさや緊迫感をあおる演出を行います。
以上をまとめるとこの記事で理解できることは
になります。
アクション作品は基本的にはあまり頭を使わずにサクッと楽しめることが最大の売りだと思います。
ガッとみて、ドンっと驚いて、バッと解決して、スカッとする!!