よく、読書や芝居などでも「原語版を読んだり、鑑賞しなければ、ちゃんと作品を理解した事にならない」なんていう人がいます。
確かにそういった一面もあるでしょう。
でも、訳したものや吹き替えを行ったモノがダメだという事ではないと自分はい考えています。
むしろ吹き替え作品の方が良かったりする事もあるでしょう。
今回は吹き替え作品についての記事です。
以上、4点を紹介します。
まずは、吹き替え作品の魅力やメリットを紹介します。
声によるキャラクターのイメージは大きく変化します。つまり演じる声優により、作品のイメージにも影響が出るわけです。
放映される地上波のチャンネルにより、担当する声優が変わる事はよくあり、吹き替え版には「〇〇版」といって複数のバージョンが存在する場合があります。
好みのバージョンを選ぶことができるわけです。
文字を読むことと、言葉を聞くのでは、比べた場合に言葉の方が情報量が多いです。
キャラクターの性格や性質なんかが一言で伝わってきたり、キャラクターの感情も伝わりやすいです。
なので、文字を読んでから状況や感情を想像する必要がない分、理解しやすいと言えます。
そして恐らく、もっともこれが一番良いと思える事です。
映像に集中する事が出来るので、シーンから読み取れる意味や状況などが多くなる分、深く読み解くことができるのだと思います。
映画を普及するために重要なのが、家事や仕事しながらでも吹き替えなら内容が理解できるという事です。
ながら見が出来るというのは手軽でもあるという事です。
若干理解が出来ない部分があったのなら、また時間が取れた際にもう一度じっくりと見てみたいと思えるようになります。
スッと理解できると言うのがやはり重要なんだと思います。
そして何よりも気軽です。
字幕を一文字も読み逃すまいとしたり、でも字幕ばかりではなく、映像をしっかりと見たいと思えばかなり集中する必要があります。
でも吹き替えならば、そんな気負いもまったくなくても楽しむ事が出来ます。
気になった声優さんの情報をチェックするのもいいと思います。
意外な作品の意外なキャラクターを演じていたりすると、幅広く演じ分ける事ができる順応性が高い声優さんだという事が分かったりします。
映画だけではなく、ドラマやアニメやナレーションなどいろいろな声の仕事をしている人もいます。
昔と今ではどのように吹き替えを行うか、その違いを知るのも楽しいでしょう。
技術面での違いや、歴史を学んでみるのも面白いと思います。
字幕で観た後に吹き替え版を見て比べてみるのも良いと思います。
字幕での訳と吹き替えでの訳も違ったりしていますので、その違いをチェックするのも非常に楽しいと思います。
何よりも気軽で手軽に楽しめるのが吹き替えの特徴でもあります。
ここはひとつ、何も考えずに作品を楽しむというのもスタンスとしては有りだと思います。
吹き替えには2種類の手法があります。簡単に確認していきましょう。
日本では基本的にアフレコ手法が採用されています。
元からある映像、または製作されたアニメーションに合わせて声優が声を充てていきます。
メリットとして映像があるので、声優が状況や感情を理解しやすいので演じやすく、映像の製作コストも安く済ませる事が出来ます。
「後から録音する」から「アフター・レコーディング」で略して「アフレコ」です。
セリフや音楽、などを先に収録して、それに映像を合わせていきます。
メリットとしては演じる声優のキャラクターなどの解釈を反映しやすく、臨場感ある演技ができる事です。さらに映像もタイミングを細かいところまで合わせることができます。
日本ではこの手法はコスト面からあまり採用されません。
プレスコ手法を採用して話題になった作品は『AKIRA』です。
ゴールデン洋画劇場版というのがあります。
声優はもちろんいいのですが、何よりも四人囃子の「カンフージョン」が冒頭や劇中に差し込まれていて、より明るいイメージの『酔拳』になっています。
金曜ロードショー版というのがあります。
完全に自分の好みというだけなんですが、声優も訳もすごくいいです。
特にエイミー役を松金よね子、テレンス・マン役を小林修が本当に最高です。
それから、ラスト近くのテレンス・マンの演説の日本語訳が自分の中では一番ステキだと思います。
シーズン12まである12年間放映され続けた大人気ドラマです。
個性強めな仲間たちの恋愛や冒険、日常をコメディとして面白おかしく見せていきます。
でも、涙もあり結婚や出産、子育てなどにもオタクたちがドタバタしながら奮闘します。
画像の様にみんなで食事をするシーンがよくあるのですが、何やら美味しそうなものを食べていたり、中華のテイクアウトのボックスは普通に販売されているものだったりと見どころたくさんです。
しかも本物の博士や役者や有名人が本人役で登場したりします。
もちろん字幕でも楽しいドラマだと思いますが、自分の中では海外ドラマは吹き替えで見る事が定着しています。
ちなみに2024年10月現在、全話を9周して、10周目突入しました(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の記事は以上となります。
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