もしも「あと半年の命」と言われたら、自分なら何を考え、何をしますか?
この映画は死と人生と時間を見つめ直す機会を与えてくれるのかもしれません。
※注意:この記事にはネタバレが多分に含まれています。作品をご覧になっていない方にはオススメできません。
2007年公開、ロブ・ライナー監督作品。名優ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのコンビ主演。
また2019年に日本で同名タイトルでリメイク。吉永小百合と天海祐希のコンビ主演。
今回は、主にハリウッド版の方を紹介します。
一言で言ってしまえば「人生で与えられた時間は有限だからやりたい事しなかったらもったいないでしょ!」っていう事。
この物語は最終的に、本当に自分が求めているものに早く気付く事の重要さをメッセージにしている作品です。
一言に「自由」といってもいろんな意味がそこにはあります。
金銭的に自由となって、何でも欲しいモノを手に入れられるようになっても、愛情や友情は手に入れられない。精神的な不自由。
逆に愛情や友情は周囲にあったが、金銭的に余裕がなくて本当にやりたかった事をあきらめざるを得ない人生。
お互いが足りないものを持った相手が病院のベッドで隣同士になります。
ふたりの旅はそのお互いに足りないものの再確認とそのためにやるべき事を理解するための旅なんですね。
とまあ、深い話のようですが、二人のおっさんがメチャクチャする痛快さも売りのひとつです(笑)
ぶっちゃけ、小難しい話はまったく必要ない作品だと思います。
非常にシンプルなストーリーで分かり易いです。
その上に二人の名優の重厚にして軽妙な演技が光ります。
映画を観た後、思い出されるのはふたりの笑い声です。
自分もあんな笑い声で腹から笑える人生を送りたいモノです。
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日本版リメイクはまた別記事で詳しく紹介したいと思います。こちらはこちらで見どころたくさんです。