映画は平均2時間という長い時間じっとして楽しむ珍しい娯楽です。
これは映画館で鑑賞するにせよ、自宅などでビデオ鑑賞するにせよ一緒のことです。
なによりもリラックスして観るために、軽食やドリンクを口にしながら鑑賞するのもよいと思います。
映画館で販売されている軽食は、ポップコーン、ホットドッグ、ドリンクがメインです。
買い物時のビニール袋やスナック菓子の袋、食べる時の咀嚼音が大きく出る食べ物、などで上映中に音で迷惑になる可能性があります。
そうならないように考えられているメニューとなっています。
大きな映画館だと、複数のスクリーンがあり、スクリーン外に、割と本格的な食事を用意しているところもあります。
スクリーンへの持ち込みは禁止ですが。
その昔、カウチポテト族なんて言葉が流行りました。
ソファーに座り込んだまま動かず、主にテレビを見てだらだらと長時間を過ごす人を、「ソファーの上に転がっているジャガイモ」にたとえて揶揄または自嘲した、アメリカの俗語的表現であるcouch potatoを日本語に訳した言葉のこと。
Wikipediaより
または寝椅子(カウチ)でくつろいでポテトチップをかじりながらテレビやビデオを見て過ごすような、自分一人の中に閉じこもって、精神的な安らぎを求めるライフスタイル。
コトバンクより
なんてくらい非常にだらけた(リラックスした)状態でもOKなのが自宅での映画鑑賞です。
基本的に何でもありです。
お酒飲もうが、ピザ食べようが、ポテトチップス食べようが、自由です!
音の出る食べ物でも自分が気にならないなら全然ありです。
さらに食べるのに夢中で視線を外してしまったり見逃したりってありますが、DVDやBlu-ray、サブスクサービスなどは早送り、巻き戻しが出来るので、全く問題なく見れます。
作り手側はどう思うかはわかりませんが、一方的に再生しているものを見せられているわけではないので好きに見ていいと思います。
サブスクの動画配信サービスについての詳細は以下の記事をどうぞ。
楽しみ方のひとつとして、映画の中で登場する食事やそれに近いものを用意して、観ながら食べたり飲んだりもありだと思います。
例えばジョニーウォーカー黒を飲みながら「ブレードランナー」を鑑賞してみたり、中華料理を何品か用意して「酔拳」を楽しんだりしてもいいと思います。
映画の世界に自分も入り込んだような感覚が得られるような楽しみ方ができると思います。
食事に夢中で映画のほとんどを見逃してしまうようでは本末転倒です。
いくつか注意事項を紹介します。
映画館は公共のものです。人が集まるところには当然、マナーなどがあります。
飲食物を販売しているお店に飲食物を持ち込むのは基本的にNGだと思っています。
つまり、映画館にせよ、レストランにせよ、持ち込みOKにしているところ以外に飲食物を持ち込むのはよろしくないと思っています。
これはデリカシーとかマナーの範疇の話なのだと思います。
確かに映画館に用意されている飲食物は、ほかのお店に用意されている物よりも価格が高いです。
しかしだからといって持ち込みはよくないです。
持ち込むものによっては映画館に対してではなく、自分と同じお金を払って映画を観ているお客さんに対して非常に迷惑になることがあります。
よくあるのが、コンビニで買ってきたものを食べる。
まず、買い物でビニール袋に入れて持ち帰るわけですが、この袋はワシャワシャと静かな映画館の中では非常に耳障りな音をたてます。
スナック菓子の袋にいたってはもっと大きな音がでます。
弁当を食べるのもよろしくないです。
モノによっては非常に臭いの強い食べ物があります。迷惑です。
そしてプラスチック容器はやはり大きな音が出ます。
ゴミは基本的に分別して出さなければなりません。
しかも種類によっては処分に非常に手間がかかる場合もあります。
これらをこなすのは映画館で働いている人々ですが、余計な手間を増やすことになります。
これもいい迷惑です。
これは映画館でも、自宅でも共通の注意事項です。
当たり前ですが、お酒を飲みすぎて酔っぱらってしまっては、映画の内容はまったく頭に入らなくなってしまいます。
また映画館内で酔っぱらって騒いだり、気分が悪くなってしまったりすると当然迷惑ですが、自分も映画が楽しめません。
もちろん飲んでも構いませんが、量には注意しましょう。
映画を観ながらの軽食については、リラックスした状態で鑑賞するためには全然OKなことです。
注意する点はもちろんありますが、大いに楽しみましょう。