久しぶりにガッツリした濃ゆいお味のラーメンが食べたいと思いまして、ちょっとお酒をいただいていたので近場のお店、らあめん花月嵐中野坂上店さんにお邪魔いたしました。
スープは“スープの鬼“とよばれる藤崎憲治氏(アニマル藤崎)が開発した豚骨醤油スープとチー油(鶏油)が特徴で、バランスの良い塩味と濃厚さが売りです。
またデフォルトのニンニクが効いていてパンチもあって食欲をそそります。
食事としても、飲んだ後の締めとしてもグッとくるお味になっています。
麺は極太の縮れ麺で、濃ゆい味のスープに負けないもちもち食感につるんとした喉越しが啜るスピードを増していきます。
トッピングは割とシンプルに、チャーシュー、ほうれん草、ねぎ、のり。
まず、スープを一口飲んだ後に、のりがほんとにいい香りをしています。
とりあえず、パリパリののりをいただくと、海苔のの香ばしい良い香りが食欲をくすぐります。
ほうれん草は濃ゆいお味に少し飽きてきた時につまむとほんのりした苦味で爽やかに口の中をリセットしてくれます。
香味野菜というだけあってねぎは香りを楽しんでほしいです。
着丼直後はぎゅっと爽やかで鮮烈な香り、食べ進めていくうちに熱によって少し甘みを帯びた香りを放つようになります。
チャーシューはトロトロでローストビーフのような食感です。
家系ラーメンは自分でカスタマイズできることが大きな売りとなっていますが、らあめん花月嵐ではそうもいきません。
しかし、オーダーすればもらえる自分で絞れる生ニンニク、テーブル調味料にと一緒に置いてある壺ニラが最高にいいバランスでの味変を可能にします。
お好きな方はぜひお試しいただくとよろしいと思います。
住所:〒164-0011 東京都中野区中央2丁目2−9
TEL:03-6304-0086
営業時間:11:00~21:00
定休日:無休
※新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
なにやら、「家系ラーメン」のうちにこのラーメンを入れるべきではないとお考えの方がいらっしゃるようです。
というか、自分的にはなにをどんな名前を名乗っていようとも自分の中で美味しいかどうかが重要です。
もちろんラーメンを作っている側の方々にはいろんな思いや熱意があるのもわかります。
ですが、溢れる情報に踊らされるのも嫌なんですよね。
自分がうまいと感じたかどうか、そしてその食べ物の名前がたまたま「家系ラーメン藤崎家」という名前だったという認識でいます。
歴史や、認識には、「正しいor間違っている」というのがあるかもしれません。
ですが「いいか悪いか」、「正しいか、間違っているか」は自分にとってどうでもいいです。
正しい情報が知りたければ調べればいいのですから。
その結果、間違っていたとしても自分にとっては大したことではないです。
何にも考えずに食べたその味が、「美味かった」ならばその料理の「名前を覚えておきたい」、ただそれだけです。
少なくとも自分はそのくらいの認識でいます。