映画に詳しい人の話や動画などを見たり聞いたりして、「映画は分かる人にしか分からないモノ」なんて思っていたりしませんか?
自分も実はそれほど細かい部分までは詳しく知っている訳ではないんです。言ってみたら「なんか好き」なんです。
そんなもんでも別に映画を語っていいじゃないかと思っています。
そこで今回の記事は出来るだけ具体的に楽しむために心がけている事を紹介して行こうと思います。
面倒くさくないの?とか、いろんな厳しいルールあるんじゃないの?と思われている方、安心してください。
「難しい事は全くない」と断言します。
割と幼少の頃から映画好きで、24、5歳の頃から記録を付けたりしてきて20年余りの自分がやってよかったこと、やらない方が良かったことを紹介します。
この記事を読めば、自分の映画の好みが分かるようになり、劇場やサブスクでお金を掛けるかどうするか容易に判断できるようになり、より深く理解したい時にどうすればいいかが分かるようになります。
映画を楽しむためには鑑賞する事(楽しむ事)に集中するために、鑑賞中は出来るだけ余計な事をしないのが鉄則です。
2回目、3回目の鑑賞でシーンやセリフを確認しながら観るというのならばですが、1回目はしっかり観てちゃんと肌感覚で楽しむというのがベストだと思います。
メモとりながらだと結構な頻度で画面から目をそらしてしまい、シーンの大事なタイミングを見逃したり、書くことがメインになってしまって楽しめなくなってしまいます。
ましてや暗い中でメモとるのは目にも悪いです。
映画館や家で映画を観るのになぜそんなに気合入れて緊張しながら観なくてはならないのかと疑問に思う方なので、軽食とドリンクは有りだと思っています。
「リラックスして楽しむ」が基本だと思います。
ただし、派手に音がするものは避けたいです。特に劇場ではマナー違反となります。
よく出来ているのが、映画館で置かれている食事のほとんどは音がしないようになっています。
ポップコーンも大きなカップに入っています。袋に入ったスナック菓子のようなガサガサした音はほとんど出ません。ポップコーン自体も自分が食べる音はヒトには聞こえないです。
ホットドッグも片手で持ってかじるだけで大きな音はほとんどしないです。
もちろん商売がメインですが、食事の持ち込みを禁止している映画館はこういたった事にも気を付けているところです。
ノート、最近はアプリなどに見たモノの記録を付けています。そんな小難しいことは一切していません。
くらいです。それも自分が分かればいいのですからキッチリ型を決めてとかではないです。もちろん書きたい時は結構な量の書き込みをします。
まあ、好きなように書けばいいと思います。
手描きの時はイラストなども入れるといいと思います。
以前過去に見たモノでも記録します。これは自分が以前より成長していたり、考え方や感じ方が変わっている事があるので、その時感じた事を残しておきます。
ただ「必ず記録を付ける」、これだけ。
別に無理してその日のうちにじゃなくてもいいです。忘れないための記録なので。
ググれば分かることいっぱいあります。別に映画の事だけでなくとも何かわからない時はとにかくググる。
この癖付けると百科事典を持ち歩いているのと同じことなんです。
「ん~?」「えっと?」ってなったらググる。
公開年、監督、主演俳優、女優、あらすじ、設定、世界観、なんでも出て来ます。
記録付ける時にも重宝します。
もちろん自分以外の人の映画批評も「(タイトル)○○ 批評」とか「感想」や「解説」などでググればものすごい数出て来ます。
ちなみに検索の仕方が分からないという方!!そうです、今です「検索 仕方」でググってみましょう!!
いろんな人の批評を見たり、読んだりって実は大事だったりします。
「ああ、こんな考え方や捉え方があるんだ」とすごく参考になりますし、映画を観る視点として勉強になる事がたくさんあります。
というか、フツーに楽しいです。
自分がすごく面白くて好きな映画を「つまらない」と批判する人は必ずいます。これは感じ方が人ぞれぞれなので当然のことです。
だからその人の批評が自分とは反対の意見でも面白かったら、それでいいと思います。つまらない批評は気にする必要ないですから。
人の意見はあくまで参考に、自分の思っている事を表現するための言葉のバリエーションを増やすため、位のつもりでいればいいだけのことです。
情報として間違っているモノがあるのなら、「ごめんなさい、訂正します」でいいし、間違ったままでも面白いのなら(もちろん誰かに迷惑が掛からないという前提ですが)良いのだと思います。
自分が楽しむために行っている映画鑑賞術は
以上を行っていれば、自然と自分の好きな映画が分かるようになります。
お金を払って楽しもうというのですから、好きなタイプの映画を観れた方がいいはずです。
そして、案外自分自身で理解していなかった好みが現れてくるかもしれません。
実際、40歳代になるまで自分は恋愛ものはそれほど好きではなかったんですが、最近は案外しっかり楽しめている自分がいたりして、うれしい驚きを感じたりしています。
新発見があったり、だんだん「あの時観た映画だ」って記憶があればその時の印象で話も出来ます。
記録を付けるのは全部覚えるためではなくて脳からは忘れさせて容量を増やすためでもあります。
記録は思い出すためのきっかけになります。詳しくなくていいのはきっかけになればいいからです。
だから「必ず記録する」んです。
批評を見たり、読んだりするのも、単純に人はどう思っているのか興味があったり、言葉で表現する時の言い回しが人によって違いがあるのが、自分で詳しく記録付けたい時にすごく役に立ったり、人に話す時の役にたちます。
ちょっと時間はかかるかもしれませんが、映画について楽しく語れるようになります。
今から週に1本の映画をテレビでもサブスクでもでスクリーンでもいいので観るとして1年もすれば楽しく語れるくらいにはなっているはずです。