※この記事は2022年8/18に書いた記事を加筆修正したものです。
映画の感想は主観なのですから誰がなんと言おうが、自分だけのものです。
しかし、時間とお金をかけて映画館や配信サービスで映画を選ぶ前に、作品の質や評判を知ることも重要です。
さらにたくさんの評論家などの口コミや評価は参考になります。
そこで今回は、「映画を楽しむコツ」のひとつとして、映画批評サイトRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)を紹介します。このサイトを活用することで、自分に合った映画を見つける手掛かりになるでしょう。
ロッテントマト(Rotten Tomatoes)は、1999年8月に設立されたアメリカの映画評論サイトです。映画を楽しむコツや映画に関する情報を提供しています。
ロッテントマトは映画好きの間で非常に有名なサイトであり、映画の評価に世界的な影響力を持つ存在となっています。
このサイトでは、批評家のレビューを収集し、作品の「新鮮度」をパーセンテージで表示しています。このパーセンテージは、肯定的なレビューの割合を示し、高ければ高いほど作品が高評価であることを表しています。
また、一般の観客が作品に対する評価を投稿できるユーザースコアも提供されています。これにより、一般の人々が映画に対する感想を共有し、他のユーザーの評価を参考にすることができます。批評家の評価とユーザースコアの両方を総合的に考慮することで、より客観的な意見を得ることができます。
ロッテントマトという名前は、「腐ったトマト」を直訳したものです。この名前は、舞台でひどい演技に怒った観客が腐ったトマトなどの野菜を舞台に投げ込んだという逸話に由来しています。
肯定的レビューが60%以上の場合は「レビュアーの大多数がその映画を推奨した」ものとして“fresh(新鮮)”、60%未満の場合は “rotten(腐敗)” の格付けされます。
つまり、たくさんの人がたくさんの批評をよせているサイトです。
賛否両論いろんな映画の見方などを目の当たりにできます。
とても参考になりますよね~♪
Rotten Tomatoesは、幅広いジャンルの映画に対する評価を提供しています。アクション、コメディ、ドラマ、ホラー、ドキュメンタリーなど、あらゆるジャンルの作品が対象となっています。好みのジャンルや気分に応じて、評価の高い作品を探すことができます。
Rotten Tomatoes(ロッテントマト)ではたくさんの人の批評を見ることも出来ますが、自分の批評を投稿することも出来るようになっています。
そのためにアカウント登録できます。
登録するとRotten Tomatoes(ロッテントマト)から映画についてのニュースやインタビューなどがメールで届くようになります。(任意で必要なければ
またGoogleアカウント、Facebookアカウントからの登録も出来るようになっています。
事前にGoogleアカウント、Facebookを利用している方はより簡単に登録が出来ます。
基本的にアメリカのサイトなので言語は英語となります。残念ながら日本語には対応していません。
英語が苦手な方はブラウザの翻訳機能などを使うのもいいと思います。翻訳サイトを使ってもいいですし。
まあ、ちゃんとした日本語にならないことがありますが、なんとなく雰囲気は伝わります。
それに”fresh“とか”rotten“のアイコンを見るだけでも人気の度合いは分かりますし、”cool”など簡単な英語が主なのでニュアンスは理解できると思います。
例えば、一番上の段のAlcia Gilstorfさんの「THE GUARDIANS OF THE GALAXY HOLIDAY SPECIAL」のレビューをGoogle翻訳で訳してみると
This mini-movie revives everything we loved about the original Marvel Studios one-shots. The condensed storytelling leans on mundane absurdity as we blast off on an adventure that is lovingly unpolished.
このミニ ムービーは、オリジナルのマーベル スタジオのワンショットで私たちが気に入ったすべてを復活させます。凝縮されたストーリーテリングはありふれた不条理に寄りかかっており、愛情を込めて洗練されていない冒険に飛び出します。
って感じでなんとなくわかりますよね(笑)
少なくともアイコンが”fresh“なので良い評価なわけです。
評価のポイントは%表示で表されます。
ロッテントマトに認定された批評家のスコアがトマトメーター
一般の人たちのスコアがオーディエンススコアとなります。
Rotten Tomatoesの定める認定条件をクリアした批評家を認定批評家として一般人レビュアーとは区別しています。
またさらに厳しい認定条件をクリアした批評家を★Top Criticとしてトップクラスの批評家として表示されるようにしています。
★Top Criticをはじめとする認定批評家たちが付けたスコアです。
3段階のアイコンで示されます。”FRESH”マーク、トマトマーク、つぶれたトマト”rotten“マークです。
60%以上の批評家の高評価レビューでトマトマークになります。さらに★Top Criticが5人以上肯定的なレビューをすれば”FRESH”トマトマークになります。
一般の人たちが書きこんだレビューのスコアです。
こちらはに2段階のアイコンでポップコーンマークと倒れたポップコーンマークです。
ちなみにレビューの内容が肯定的か否定的かをどう判断しているかというと、Rotten Tomatoesのスタッフがひとつひとつレビュー読んで判断しているそうです。
老舗サイトのため、有力なユーザーによりランキングが左右されてしまう傾向があります。
そして全体的に有力なユーザーは年齢層が高めのため、世の中の評価とはかけ離れてることがあります。
マイナーな作品でレビュー数が極度に少ない場合、極端な評価ポイントがついてしまいます。
例えば、レビュー数が3人しかいなくて批判する人がいなかった場合、簡単にフレッシュ評価が100%になってしまいます。
「へ~人気があるんだ~」くらいの参考にしておきましょう。
評価ポイントよりもいろんな批評があるので、あくまでも「たくさんの批評に触れるための場」にしたほうが有意義でしょう。
Critic Reviewsの中でも上位で★Top Criticの表示がされている人を注目してみましょう。
彼らは認定された批評家の中でトップレベルであると認められている人々であり、レビューの参考になります。
お気に入り作品がある場合は、作品の評価ページに関連作品へのリンクがあります。
似た感じの作品や、シリーズの別作品などのレビューを読むときに便利です。
作品の名言や名セリフなどが網羅されて、感情豊かな英語表現がたくさんあります。
英語を身につける上でも役に立ちそうです。
Rotten Tomatoes(ロッテントマト)の評価がすべてじゃない!!という本です。
批評は絶対的なものではないのでたくさんのいろんな意見に触れることが大切です。
楽しむことを第一にしていればよいと思います。
日本においての最大の利用者数を誇るサイトがFilmarks(フィルマークス)です。
ただし、評価の信頼度はYahoo映画がいいでしょう。スコアを評論家が参考にすることが多いようです。だから他のサイトに比べて少し厳しめの評価スコアになっています。
映画.com(映画ドットコム)はFilmarksに近い評価スコアになることが多く、ある程度の目安にはなると思います。
KINENOTE(キネノート)は映画雑誌『キネマ旬報』が運営しているサイトです。利用者数は少ないですが、映画好きが利用しているので信頼度が高そうです。
以上の特徴と、自分の使い勝手がよさそうなところを選ぶとよいでしょう。もちろんカバーされていない作品がそれぞれにあるので、複数サイトを参考にするのももちろんありでしょう。
世界的に有名で映画に対する評価に影響を与えるほどに大きなサイトになっていた「Rotten Tomatoes」ですが、とうとう不正行為が発覚してしまいました。
サイト側の行ないではないものの、行きすぎたShowビジネスに利用されてしまった悲しい暴露でした。
上記の動画でも言っている通り、偏ったポイントやランキングになっているものは情報として信頼出来ないものとして判断していくしかないようです。
こうなってくると、批評データの読み取りに気をつけなくてはならなくなってきます。
もともと、このサイトの採点方法にはある種の偏りがあった訳なので、ランキングやポイントの内容をじっくりと精査した上での判断が必要になってきているという事です。
この記事で分かることは
映画は私たちに感動や喜びを与え、時には考えさせることもあります。しかし、魅力的な映画作品を見つけるためには情報収集が欠かせません。Rotten Tomatoesは、映画批評サイトとしてその役割を果たし、映画愛好者にとって貴重なツールとなっています。ぜひこのサイトを活用し、映画をより楽しむためのコツを見つけてください。
「映画を楽しむコツ」の一つとして映画批評サイトRotten Tomatoesの紹介記事でした。Rotten Tomatoesを利用することで、作品の評価や評判を確認し、自分に合った映画を選ぶ手助けをしてくれます。ぜひこのサイトを活用して、より素晴らしい映画体験を楽しんでください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の記事は以上となります。
この記事を気に入って頂けましたら幸いです。
また是非、SNSなどでシェアしていただければと思います。