当時、広末涼子のファンで劇場に観に行きました。
ぶっちゃけ、ジャン・レノと広末涼子のプロモーション作品だと思っています。
それでも作りが割としっかりしているので面白くみることができます。
※この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。
2002年に日本公開。リュック・ベッソン監督のコメディ調のサスペンスアクション作品。
撮影のほとんどを日本各地で行なっている。
出演はジャン・レノ、広末涼子など。
ラストのスタッフロール流れ始めにパフィーの「いい感じ」のリミックスバージョンが流れます。
元情報部員の刑事ユベールの元に19年前に消えた愛する女性ミコの訃報が届く。
引き渡したいものや相続人として指定されたものがあるということで急遽日本に飛ぶことに。
そこで待っていたのは、ミコとの間にできた娘ユミと、ミコが残した2億ドルを狙うヤクザ組織だった。
犯人をボコボコにするはみ出し者刑事で、本編中さんざん乱闘するけど一度もケガをしていない。
まずその鉄拳が破壊力抜群で、人がポンポンと宙を飛びます。
射撃に関しても100発100中。
アイアンでゴルフボール2個を打って敵を倒すなど曲芸的なアクションもあります。
とにかく強いのですが、ミコの事になると急激にしぼんだように見えてしまうくらいです。
そして娘のユミに対しても戸惑っているのが可愛く見えたり、やさしい目で見つめているのがすごく頼りがいあるように見えたりします。
すごく感情豊かに見えて、強さとのギャップが魅力的に感じられます。
広末涼子がいろんな意味すごいです。
登場している間の70%は動きまわり、跳ね回っています。
感情もコロコロと変わり喜怒哀楽が非常に激しい役を演じています。
怒っていたかと思えば、笑い、泣き、また怒り、悲しむ。
この映画の中で何度涙を流し、笑っていることか。
本人のセリフに「それが若さ」なんだというのがあります。
ユベールとモモが空港で合流して、モモがユベールにどこに向かうか聞いたときにユベールはシンジュクに行くと言っていたが、ロケ地的には一切新宿には行ってないんですよね(笑)
以下は日本でのロケ地一覧です。
本格的にほぼ日本で撮影を行ったのですが、新宿では撮影しなかったんですよね。
外国の人からすると、新宿は夜の繁華街としては世界的に有名なんでしょうが、許可が出なかったのか?
懐かしいのは秋葉原に石丸電気やLaoxのビルがありネオンが光っているところ。