劇場版「映像研には手を出すな!」を観ていたら久々に「巨大ロボット」に対する熱い思いがこみ上げてきまして、語ってみたくなりました。
巨大ロボットは「鉄人28号」から始まる!
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ロボットが登場するアニメ作品としては「鉄腕アトム」が最も古い作品となります。
そして”巨大ロボット”がメインの作品は「鉄人28号」からとなります。
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電八自身は「太陽の使者鉄人28号」が初見でした。画像左の鉄人ですね。
「行け!鉄人!!ハンマーパンチだ!!」って正太郎の声真似したりしてました。
また、リモコンがアタッシュケースを開くと操縦レバーが飛び出すタイプでメチャクチャかっこよかったです。
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なぜ”巨大”ロボットなのか
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ロボットが”巨大”である必要があるのだろうかと考えてみました。
しかしこれは単純です。
「大きさ」は「パワーや強さ」を表します。
科学技術の結晶としての「ロボット」はもちろんSF作品として最高にクールな素材ですが、さらに「パワーと強さ」を持たせたのが「巨大ロボット」という訳です。
巨大ロボットこそが「巨大な悪」や「大災害」と戦える強さを持っているという事なんですね!
巨大ロボットの定義
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一言に「巨大ロボット」と言っても大きさなど、なにか定義があるはずです。
とりあえず、もっとも小さいモノを見てみましょう。
以下の記事にある動画を見ると「OVER WATCH」(オーバーウォッチ)というゲームに登場するD.VAのメックが人間より大きなメカとしては最小のものとして登場します。
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全高が3m程あれば、十分に巨大ロボという定義に当てはまるものと思われます。
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また逆に大きなモノは銀河サイズを超える宇宙規模のサイズになった「天元突破グレンラガン」の超天元突破グレンラガンです。
銀河を踏んずけて登場します。
こうなると、物質的物理的には実在が難しいので観念的に存在しているものと思われます。
もし、物質的物理的存在するとなると、全宇宙の20億倍もの質量になるためにいるだけで、宇宙中にとんでもない影響を与えることになります。
アメリカのオタクが撮った「ロボジョックス」
この動画を見ていただくと分かるのですが、この作品は逆輸入的にいろんな作品に影響を残しています。
日本で大流行だった巨大ロボットアニメや特撮作品。
しかしなぜか海外ではあまり巨大ロボットモノが製作されることはありませんでした。
しかし日本の作品に衝撃を受けて、熱い巨大ロボット魂を爆発させたクリエイターたちがいました。
彼らが作ったのが「ロボジョックス」でした。
巨大ロボット、変形合体、レーザーを反射するミラー、巨大なチェーンソーなどの武器などドキドキがつまっています。
また国を代表して、戦争の代わりに代表者として巨大ロボットで戦いを繰り広げます。
操縦方法はマスタースレイブ方式!
操縦者の体の動きをそのままにロボットを動かせる操縦法です!!燃えますよね!!
そして「ロボジョックス」のここまでの設定を引き継いだアニメがあります!
そうです「機動武闘伝Gガンダム」です!
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日本の巨大ロボットモノに影響を受けたオタクたちが作った「ロボジョックス」。
その「ロボジョックス」に影響を受けて「機動武闘伝Gガンダム」を製作したオタクたち。
オタクが互いに共鳴しあって、異色とまで言われるオタク心をくすぐる燃える作品を製作試合っています。
搭乗型巨大ロボットの問題点
「マジンガーZ」や「機動戦士ガンダム」などを見て、巨大ロボットに乗り込み、操縦することを夢見る人は多いと思います。
しかしそこには大変大きな問題点が存在します。
巨大ロボットのコックピットはその巨体故に、激しく揺さぶられてしまいます。
パイロットはその激しい揺れに耐えながら戦わなければならないのです。
激しく揺さぶられるということは、それだけでも大変ですが、さらにひどい乗り物酔いに悩まされることことにもなります。
以下の記事は、マンガやアニメ、特撮作品などを現実に科学的に見るとどうなるのかを発信し続ける柳田理科雄氏が「マジンガーZ」を例に分かりやすく解説してくれています。
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マスタースレイブ方式という操縦法
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巨大ロボットを操縦する方法には方式がいくつか存在します。
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- リモコンなどによる遠隔操作。
- 直接乗り込み、操縦桿やハンドルなどで操作。
- マスタースレイブ方式
マスタースレイブ方式とは「勇者ライディーン」や特撮作品「ジャンボーグA」などで採用されていた、搭乗者の動きをトレースしてそのままロボットの動きに反映させる方式です。
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他の操縦法に比べて、有利な点としては搭乗者が格闘技や剣術などに精通していれば、それがそのまま巨大ロボットに反映されるというところです。
そして何よりも子供たちがごっこ遊びをする時にも、完全に自由に動き回れるという事です。
合体変形について
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日本の巨大ロボット作品にはかなりの数の「合体変形」を扱った作品が存在します。
合体するための各マシン、飛行形態や戦車携帯などへの変形など、様々なデザインに溢れています。
1980年台はさらに、これをおもちゃ販売に繋げるという「大人の事情」が重なり、どんどんエスカレートしていきました。
上の画像は「機甲艦隊ダイラガーXV(だいらがーふぃふてぃーん)」という作品です。
このロボは15人のメンバーがそれぞれ操縦するマシン15機が変形合体して巨大ロボになります。
全てを購入したらとんでもない金額になります。
現在の価格をさらっとネットで見ると40000円〜60000円もします。
しかし、現在でも戦隊シリーズにおいては数々のメカが変形合体して巨大ロボットになるというのがお決まりで、しかも全ておもちゃ化されています。
それも1年に1回新しい作品になるのですからすごいですよねー!!
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メカメカしいモノへの憧れ
武骨で現実世界との懸け橋のようなパーツがあります。
リアルさに磨きがかかり「もし、現実にこのロボットが目の前にあったなら」という想像を掻き立ててやみません。
何という事のないパーツなのですが、これがすごい発明です!
まずは装甲に打ちつけられたリベット。装甲を固定するためにしっかりと止めてあるというのがわかります。
他にもアームバーやフック、筋肉を模した手足のデザインなどなどリアルさを増すために一役買っています。
特に設定上意味を持たせてあるパーツがあると燃えますよね!!
メカメカしいモノというのはかほどにメカ好きの魂をくすぐるものなのです。
脈々と受け継がれる巨大ロボット魂
巨大ロボットに対する憧れを大金と最新技術を使って映画化したのが、「パシフィックリム」という作品です。
細かいことを気にして野暮なことをいうのが憚られるくらい、出来が良くてドキドキワクワクした作品です!!
最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の記事は以上となります。
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