【映画を楽しむコツ】vol.68 「X-MEN:ダーク・フェニックス」【U-NEXT】【Amazonプライムビデオ】【ネタバレ】

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ダークフェニックスポスター

今回紹介するのは2000年から20年も続く映画「X-MEN」シリーズの最終章となる映画「X-MEN:ダークフェニックス」です。

「デッドプール」などスピンオフ作品は続いていますが、本編シリーズはこの映画でラストなのだそうです。

作品概要

2019年公開のサイモン・キンバーグ監督作品。

マーヴェルスーパーヒーローが活躍する2000年から続く大長編シリーズ。

「X-MEN」メインシリーズでは7作目で、スピンオフ作品を含めると「デッドプール2」に続く12作目。

今作で「X-MEN」を冠するシリーズは最終作となります。

「X-MEN:ファイナル ディシジョン」との関係

実は「X-MEN」メインシリーズにおいては2014年公開の「X-MEN:フューチャー&パスト」で過去改変が行われ、それ以降の作品は新たな時系列で展開される物語となっています。

整理すると

旧3部作の「X-MEN」「X-MEN2」「X-MEN:ファイナルディシジョン」は2000年以降が舞台。

新シリーズ「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」、1960年代「恵まれし子らの学園」創立時を描き、「X-MEN:フューチャー&パスト」で旧3部作から1973年に飛んで、過去改変して別の時系列へと舞台が変わり、「X-MEN:アポカリプス」へと続きます。

「ファイナルエディション」は今作と非常に似ているテーマで描かれています。

しかしジーンの能力の暴走がメインで描かれているのは共通ですが今作は過去が改変されています。

つまり「X-MEN:フューチャー&パスト」以降は旧3部作には繋がって行かず、別の未来があることになります。

なので、今作は「ファイナルディシジョン」とはまた別の物語という事になります。

だからX-MENのメンバーにミスティーク(レイブン)がいたり、マグニートーたちは政府から提供された土地で静かに暮らしていたりと細部が旧3部作とは異なっています。

ジーン・グレイはいずれにしても闇堕ちしてしまう

ジーン・グレイが(能力を暴走させて)ダークフェニックスに闇堕ちしてしまう様が描かれています。

「ファイナルディシジョン」でも同じことが描かれています。

原作などを調べてみて分かったのですが、フェニックス、ダークフェニックスは実はジーン・グレイとは別人だという事が分かります。

別人ではあるのですが、やはり彼女はパワーを暴走させてダークフェニックスになってしまいます。

いずれにしても闇堕ちしてしまいます。

フェニックスという最強のパワーについて語る上で、ダークフェニックスへの闇堕ちは欠かせない要素となっています。

今作での救いは「ファイナルディシジョン」ではプロフェッサーXと恋人サイクロップス(スコット・サマー)を死なせてしまう事がなかったことです。

しかもラストシーンで遠く空の片隅に光のフェニックスが飛翔しているのが見えて終わっています。

恐らく、ジーンはフェニックスのパワーで甦って帰ってくるのでしょう。

まとめ

「X-MEN」メインシリーズで描かれている最大のテーマは「家族の絆」でしょう。

メインで描かれているのはジーンとプロフェッサーとの絆の物語です。

そしてその他のすべての迫害にあったミュータントたちが求めてやまないものがあります。

それは何かと言えば「家」であり「家族」という安心して生きていける場所です。

今作のラストシーンのフェニックスの飛翔はミュータントたちの明るい未来を指しているのかもしれません。

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