いよいよAmazonプライムビデオにて「ロード・オブ・ザ・リング力の指輪」が配信開始になりました。
「指輪物語」を原作にした「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの最新作ドラマです。
非常に長大で広大なスケールの物語なので、復習してみましょう。
作品概要
原作「指輪物語」はイギリスのJ・R・R・トールキンによる長編ファンタジー小説であり、いわゆる「剣と魔法の世界」のもとになる作品です。
1937年から少しずつ書かれました。多くの人が研究しています。
2001~2003年の映画「ロード・オブ・ザ・リング」がヒットしてさらに「指輪物語」を世界的に認知させることになり、原作が世界中で売れることに。
ざっくりあらすじ
人間、エルフ、ドワーフ、オーク、トロル、などが住む世界「中つ国(Middle-earth)」を舞台に、主人公のホビット族であるフロドを含む9人の旅の仲間が、冒険と闇の勢力との戦いを繰り広げる。
諸悪の根源・冥王サウロンを完全に滅ぼすため、全てを統べる「一つの指輪」を破壊するための冒険と友情が描かれる。
その物語は、太古の昔ホビットにより書かれた架空の書物「西境の赤表紙本」の写本を発見したトールキンがその抜粋を翻訳した物である、という体裁をとっている。
ドラマ「力の指輪」はエピソード0的な物語
今回、配信開始された「力の指輪」は映画「ロード・オブ・ザ・リング」、「ホビット」シリーズよりも前の時代の話です。
3000年とかいう規模で「以前」を描くのですが、ちゃんと「ロード・オブ・ザ・リング」に繋がっていく物語として描かれるそう。
つまり、「ロード・オブ・ザ・リング」の数千年前の物語という事になります。
また、「ロード・オブ・ザ・リング」と共通のキャラクターも現れます。
これはエルフなど、不死であったり非常な長命の種族がいるのでそういったことも起きます。
もちろん舞台は「中つ国」
舞台は同じ“中つ国”なので、かつて栄えていたと語られた、人間の王国ヌーメノール(旧表記:ヌメノール)や、ドワーフの王国カザド=ドゥムの、最盛期の姿が描かれます。
エルフの王国リンドンやエレギオン、サウスランド、最北の荒野、サンダーシーが登場することが発表されています。
中つ国のまだ見たことのない風景を観ることが出来ます!!
原作の物語の映像化ではない
「力の指輪」はトールキンが考えた設定に則ってオリジナルストーリーを描いています。
もちろん、物語上重要な出来事である、「指輪の創造」や「ヌーメノールの戦争」、「冥王サウロン」、「人間とエルフの最後の同盟戦争」などが描かれます。
非常に壮大な歴史物語にもなっていきます。
すでにシーズン2の製作決定
※20022年9/2現在のニュースより
シーズン1で多額の製作費をかけているが、8話なのですべてを描き切ることは不可能です。
だからシーズン2を製作することに決定したそうです。
さらに製作費をすでにプールしてあるとのこと。楽しみです。
諸所の理由でピーター・ジャクソンは手掛けていない
「力の指輪」は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの監督、ピーター・ジャクソンにオファーをしていたが、諸所の理由でピーター・ジャクソンは不参加となりました。
予告編などを見た限り、違和感はないようなので気にしなくても良いかもしれません。
多種多様な種族
人間
多種族に比べ寿命が短い種族。
善なる部分と悪なる部分が同居する存在。
エルフ
長寿の種族。
精霊に最も近い存在で、森や樹木などの自然を愛する。
多種族をあまり良く思っていないエルフも存在している。
エルフ族の中でも色々な種族に分かれている。
例えばダークエルフ(別に邪悪じゃない)など。
ドワーフ
手先が器用で細工や鍛治技術に長けた種族。長命で身長は低くがっちりとした体型に蓄えた見事な髭が特徴。
酒好きで陽気な反面、頑固で負けず嫌い。
オーク
元々はエルフであったが、モルゴスによって捕らえられ、日の当たらない地下牢に閉じ込められた結果、堕落してしまった。憎悪や嫉妬に常に苛まれていて、そのせいで白く輝く肌は灰色に、鉤爪や牙が生えた醜い姿に変貌してしまった。
元はエルフなので頭脳は優秀なはずだが、嫉妬と憎悪に苛まれ続けているために効率的な判断を下せない。
トロル
いろいろな種が存在するが、細かいことは不明の生物。
共通することは巨大な身体に、圧倒的な怪力と武器を使っての戦闘を行うこと。
肌は通常の武器では刃が通らないほど硬く、中には言語を話すものもいる。
ドラゴン
古代から生き続ける圧倒的な強さを誇る竜族。
いろんな種がいて、飛行する乗り物として飼われているものから、神に近い存在まで多種多様。
伝説級のものになると人語を解し、魔法を使い、巨大な顎門からは炎を吐き、鱗には剣は通らない。
財宝を守っていることがあり、その輝きの誘惑に勝てないことがある。
ゴブリン
日本語だと「小鬼」と訳されることが多いのがゴブリンです。
一応、人型ではありますが、非常に邪悪な存在です。
霧降り山脈の地下深くに住んでいて、洞窟暮らしをしているので夜目が効きます。
画像はゴブリン王で人間の倍ほどの大きさを誇りますが、それ以外のゴブリンはホビットよりも小さい種族です。
トールキンの原作ではオークと混同されることがあるようですが、別種族としても描かれていて詳細は不明となっています。
エルフと長い戦争を続けてきた歴史があります。
冥王サウロン
ガンダルフなどと同じ種族とされていますが、格上の存在となっていて非常に強力な力を持っています。
なんにでも姿を変える変身能力を持っていて、非常に美しい姿になることもあれば大蛇や吸血蝙蝠をはじめとする怪物の姿で登場することもあります。
また世界を構成する物質や、鍛冶・工芸の知識に精通してるため、強力な魔法力で守られた堅牢な城塞を作り出したり、「力の指輪」の一部を自ら作り上げたり、その他のものもサウロンの指示により作り上げられています。
指輪の力によって不滅の肉体を得ているので、何度滅びても蘇ることが可能です。
さらに妖術にたけていて、悪霊などを使役することができます。
また自在に闇を操り、居城を闇で包み込んだり、太陽の光に耐性を持っています。
またその眼力の強い悪意で睨みつけた相手の意志を奪い去ることも出来ます。
戦闘力、魔力、モノを作り出す創造力、支配力、などそれぞれに非常に強力な力を持っている存在です。
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