インド料理と言えばカレーですが、タンドリーチキンもまた有名なインド料理のひとつです。
スパイスが利いていてとても美味しいですよね。これ、家で出来ちゃうんですよね。
しかもフライパンで焼いちゃいます。
レシピ
- 鶏モモ肉:200g(モモ以外の部位でもOK)
- ヨーグルト:大さじ3
- 塩コショウ:適宜
- ハチミツ:大さじ1
- カレースパイス:小さじ2
スパイスに関しては以前紹介した記事がありますので参考にしてみて下さい。
調理
- 保存バッグに肉以外の材料を入れて、もみ込みながら混ぜる。
- 鶏肉を入れて良くもみ込む。
- 冷蔵庫で1時間ほど寝かせる。
- フライパンで時々ひっくり返しながら焼く。時間にして10~15分程。
- 焼き目が付いたら皿に盛って出来上がり。
ナンが美味しく食べられるのは日本の技術と勘違いのおかげ!!
タンドリーチキンの「タンドリー」とは「タンドール窯」というインドの窯の事です。
つまり「タンドリーチキン」とは「タンドール窯で焼いた鶏肉料理」という意味なんだそう。
そこでこのタンドール窯なんですが、タンドリーチキン以外にもたくさんの料理に利用されます。
もちろん、インドカレーと言えば「ナン」ですが、このナンもタンドール窯で焼きます。
しかしその昔はほとんどのインド人はナンは食べていなかったそうです。食べるのはインド北部に住む人たちだけだったそうです。
ですが、今では南部のインドカレー料理店でもナンを提供しています。なぜでしょう?
これにはある日本人が深くかかわっています。
それは(有)神田川石材商工 2代目社長高橋重雄さんが開発したセラミック製のタンドール窯を勘違いしたまま北部ではなく南部のインド料理店に売ったことからだそうです。
南部のレストランでも、日本人の作ったタンドール窯という窯で焼いた「ナン」が美味いというのが広まっていったのだそう。
通常、タンドール窯は原材料が土で、ものの2年で寿命となってしまうのに対し、神田川石材商工のセラミック製タンドール窯はなんと耐用年数10年!
しかも熱伝導率の良いセラミックをしっかり成形してあるので内部の熱分布にムラが出ずに、美味しく焼き上がります。
土製のモノだと成形時の厚みや、土の内部の水分や空気の量などで一定の質のモノがなかなか作れません。結果美味しく焼きあがらないこともしばしば。
だからこそ神田川石材商工の窯は、丈夫で長持ちで美味しく調理できる素晴らしいタンドール窯だ、という事でインド料理のシェフたちから賞賛を受けているのだとか。
結果、現在でも都内にあるインド料理店のプロユース9割が神田川石材商工製のセラミック製のタンドール窯だそうです。インド本土でも結構な数の注文数となっているのだとか。
このタンドール窯と高橋重雄さんの勘違いとがなかったら、インド料理店でナンを食べる事もなかったかもしれません。
◆神田川石材商工 http://www.ne.jp/asahi/kandagawa/tandoor/sp/topics.html
コメント