【映画を楽しむコツ】vol.198『デッドプール&ウルヴァリン』編

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第4の壁もマルチバースも飛び超える!!デッドプールにウルヴァリンが参戦!!!!

Disney作品にしてR指定作品!

過激で下品でぶっ飛んでる!

劇場にて鑑賞しましたので、楽しむこコツをレビュー!!

※注意:この記事にはネタバレが多分に含まれています。作品をご覧になっていない方にはオススメできません。

作品概要

『デッドプール&ウルヴァリン』は、2024年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。『デッドプール』シリーズの第3弾で、監督は前作のデヴィッド・リーチからショーン・レヴィへと交代するが、主演は前2作に引き続きライアン・レイノルズが務める。

『デッドプール』シリーズではありますが、あくまでも『3』ではないとの事。

ざっくりあらすじ

普通のヒーローに飽きてない?戦う動機は超個人的、破天荒でなんでもアリの“クソ無責任ヒーロー”デッドプールに世界の命運は託された!?予測不可能なミッションのカギを握るのは…よりにもよって“あの爪野郎”。クソ真面目で“キレるとヤバい最恐アウトロー”ウルヴァリンに助けを求めるが…。 全く異なる個性の“混ぜるな危険”なR指定ヒーロー2人が暴れまわる!この夏イチバン過激なアクション・エンターテイメント♡

デッドプール&ウルヴァリン公式サイトより引用

OPが、、、

OPでは、アンカーであるウルヴァリン(『ローガン』のウルヴァリン)が既にこの世を去っており、デッドプールが所属するアースも、TVAのパラドックスによって消滅の危機に瀕していることが明らかになります。

デッドプールは、再生能力を持つウルヴァリンが再び蘇ることを願い、『ローガン』のウルヴァリンの墓を掘り起こします。しかし、残念ながら、ウルヴァリンは復活することはありませんでした。

そう、ローラが作ったあの「X」の墓です。映った瞬間に「うおおお!」って思っちゃいました。

『ローガン』はシリーズの中で最高傑作との呼び声も高いですが、ネタとしてOPで贅沢に使っちゃいます。

その最中、時間変異取締局(TVA)の部隊が現れます。 一方、バックグラウンドでは、ジャスティン・ティンバーレイクが所属していた男性アイドルグループ「イン・シンク(’N SYNC)」の楽曲「Bye Bye Bye」が流れ、デッドプールは同曲の振り付けを完璧にコピーした、キレのあるダンスを披露するのです。

掘り出したウルヴァリンのアダマンチウム製の骨格を使ってTVA隊員たちを片っ端からバラシていきます。

この曲は2000年リリースの楽曲です。

「マーベルコミックス」原作の初の映画作品『ブレイド』は95年、『X-MEN』は2000年に公開。

2000年前後も曲を使用する事で、当時見た『ブレイド』や『X-MEN』などの作品やその時代に対する記憶を呼び起こす効果を狙っています。

ちなみにキレキレのダンスを披露するデッドプールですが、中の人はライアン・レイノルズではなくてプロダンサーだそうです。

メタ!メタ!メタ!

この映画を観る上で現実世界の事を少し理解していると面白さが倍増します。

メタ的な表現を理解するために分かりやすいところをちょっと抜き出してみます。

「20世紀フォックス」と「Disney」

「マーベルコミックス」を映画化して大ヒットしたのが『X-MEN』シリーズでした。これを世に送り出した制作会社が20世紀フォックス社でした。2000年の事です。

大ヒットしてシリーズ化されます。

その後、いくつかの制作会社でいくつか「マーベルコミックス」作品が映画化されます。

2008年マーベル・スタジオ制作で『アイアンマン』からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズがスタートします。

その後、MCUはDisneyに吸収されディズニー作品となります。

さらに2019年に20世紀フォックス社はDisneyに買収されました。

これによって、ほぼすべての「マーベルコミックス」の映画作品はDisneyのものとなった訳です。

そして、「20世紀フォックス」というブランドをDisneyは廃止してしまいます。

しかも元20世紀フォックス社の社員たちも全員解雇されてしまったと言われています。

虚無世界(ヴォイド)=ゴミ箱

デッドプールとウルヴァリンが強制的に転移させられてしまった、その世界は「虚無世界」とよばれるところでした。

この世界の描写やそこにいるキャラクターたちを見ると20世紀フォックス社やその他いろんな現実世界でいらなくなったモノ、キャラクター、作品、会社、などが廃棄されています。

証拠に、20世紀フォックス社の巨大なロゴマークがうち捨てられていたりします。

特にDisneyに廃棄されたものがたくさん出てきます。

ヴィラン”パラドックス”はDisney

今回の一番のヴィランとして登場するのが、TVAの局長であるパラドックス。

彼は自分が思うとおりに世界を剪定して、いらない存在は虚無世界にどんどん廃棄していきます。

これは20世紀フォックス社を買収したDisneyを隠喩として表しています。

20世紀フォックスはそのブランド名をもはや使わないとDisneyに言われ、ロゴも廃棄され、社員たちも全員解雇されてしまうという。

パラドックスはまるで20世紀フォックスを剪定・廃棄するDisneyそのままです。

TVA(時間変異取締局)とは

Disney+のドラマ『ロキ』でロキが全世界をその手に握りコントロールする神となった後に、ロキが処理しきらない世界の変化に対応するために組織されたのが、TVA(時間変異取締局)です。

しかし今作のTVAはパラドックスのせいで世界を守るための組織からかけ離れています。

カサンドラ・ノヴァがいい!

見よ!美しいエマ・コリン演じるカサンドラ・ノヴァ!!!

チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーXの双子の妹。

とはいえ、母親の胎内でチャールズと戦い敗れます。生まれるはずがなかったが、下水道に逃れ肉塊のまま生き残りました。

チャールズ・エグゼビアを激しく恨み、憎んでいます。

能力はテレパシー、念動力、サイオニクス(プレコグニション系の探知や予知、テレパシー系の遠隔通話や精神操作など。)、DNA操作、再生能力など多岐に渡ります。

原作では「フェニックス」のパワーを手に入れたこともあります。

本作ではジャガーノートのヘルメットを使ってカサンドラ・ノヴァの能力を封じてしまいます。これは原作ではマグニートーのヘルメットを使用して行われています。

両方ともチャールズの強力なテレパシーに対抗するために精神波遮断材で出来ているヘルメットなんですね。

ジャガーノートもチャールズの義理の兄なんですが、チャールズを憎んでいます。そのためテレパシーで頭の中をのぞかれることを嫌いヘルメットを被るようになりました。

『X-MEN』『ウルヴァリン』シリーズ

『X-MEN』

『X-MEN』

『X-MEN2』

『X-MEN:ファイナルデシジョン』

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』

『 X-MEN:フューチャー&パスト』

『X-MEN:アポカリプス』

『X-MEN:ダーク・フェニックス』

『ウルヴァリン』

『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』

ウルヴァリン:SAMURAI』

『LOGAN ローガン』

その他作品とキャラ

『X-MEN』シリーズ

画像のキャラクターは『X-MEN』シリーズに登場していた炎を操るミュータントで、学園でアイスマンやローグなんかと一緒に学んでいたのに、裏切ってマグニートーの元に走ってヴィランになりました。

能力は炎を操る事なんですが、自ら炎を生み出すことは出来ません。

あれ?似てね?

『X-MEN』シリーズからは他にもたくさんのミュータントたちが登場しています。

『アントマン』

『アントマン』と『アントマン&ワスプ』『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の3作品が公開されています。

しかしアントマン役のギャスパー・ウリエルが2022年1月18日、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏・サヴォワ県のロジエのスキー場で衝突事故に遭いグルノーブルの病院に搬送されたが、翌19日に亡くなってしまいました。

そのおかげで続編製作は暗礁に乗り上げています。

だからアントマンは巨大な遺体のみの登場となっています。しかもカサンドラ・ノヴァの根城となっています。

『ファンタスティック・フォー』

『ファンタスティック・フォー』のヒューマントーチ”ジョニー”・ストームが登場。演じるのはMCUのキャプテン・アメリカ役でお馴染みのクリス・エヴァンスです。

なぜ、キャップではなくヒューマントーチで出演したのかというと、彼が出演した『ファンタスティック・フォー』は2作で終了し、すでにすべての俳優陣を入れ替えてリメイクされているんですよね。

つまり虚無世界に廃棄されたキャラクターなんですね。

クリス・エヴァンス自体はもう一度ジョニーを演じたかったそうです。

虚無世界で、同じく炎を操るミュータントのパイロに炎を吸収されてしまって捕縛され、カサンドラ・ノヴァにバラバラにされてしまいます。

『エレクトラ』、『デアデビル』シリーズ

ナイスバディで、忍者アクション的な戦い方をするエレクトラ。彼女を演じるのはジェニファー・ガーナ―です。

映画化されたマーベル作品でもっとも酷評されていると言われる作品です。という事で問答無用で虚無世界に廃棄されています。

そしてセリフにもありますが、『デアデビル』についての言及も少しあります。

デアデビルを演じたのはベン・アフレックで、ジェニファー・ガーナーとは元夫婦です。子供も3人もいます。

しかしベン・アフレックは彼らを捨て、他の女性(しかも有名女優)に走ります。もちろん離婚となりました。

だからデアデビルについて聞かれたエレクトラは「消えちゃった」と言っているんですよね。

人の離婚のことまでネタにしています。

さらにベン・アフレックにデアデビルでの出演をさせなかったの理由は、MCUのライバルであるDC作品の中心的作品のバットマンになったという事で裏切り者として虚無世界に廃棄されたキャラとしてでも出演させなかったのだと思われます。

『ブレイド』シリーズ

もともと、「マーベルコミックス」の作品を映画にしたのはウェズリー・スナイプス主演の『ブレイド』が最初です。

この作品はニュー・ライン・シネマ社が制作会社でワーナーブラザーズ社が配給しています。

大ヒット作ではあったものの主演のウェズリー・スナイプスが脱税容疑で逮捕され、ヒーローとしてのイメージが落ちました。

結果、虚無世界行きとなったという事です。

しかし2024年公開の本作『デッドプール&ウルヴァリン』へのカメオ出演によって、「実写版マーベルキャラクターにおける史上最長のキャリア」という記録を更新し、ギネス世界記録に認定されました[7]。本作への出演により、1989年のデビュー作『ブレイド』から実に25年と340日という長期にわたるマーベルキャラクターとしての活躍が認められた形となりました。

幻の『ガンビット』

虚無世界でデッドプールとウルヴァリンに合流するヒーローたちのひとりとしてガンビットが登場します。

演じるのはチャニング・テイタム。

実は彼が主演で『ガンビット』が製作発表されていたのですが、結局製作の話自体が白紙となってしまいます。つまり虚無世界に廃棄されてしまったわけです。

ガンビットは原でフランス語なまりのキャラクターで、良く他のキャラクターに「何言ってるか分からん」と言われます。

その部分までキッチリ練習までしていたのに。。。。というのが見え隠れしてなんとも(笑)

さらにガンビットって原作ではけっこうな優男で割と細身のスラッとした体型で描かれますが、チャニング・テイタムはむっちむちパンパンの筋肉の持ち主で、なんだかムチムチのガンビットになっているのも笑えました。

ローラ / X-23

『ローガン』に登場するウルヴァリンと同一の遺伝子を使用して造られたクローンの子供たちの中で、「X-23」として育てられたローラ。

ウルヴァリンと出会い、疑似的に家族となって愛情を知った野生むき出しの少女。

彼女が成長して帰ってきた!

アンカーである『ローガン』のウルヴァリンが死んでしまったためにローラも虚無世界に廃棄されていました。

しかも戦闘の際に、あのサングラスをかけて戦います!

今回登場のウルヴァリンは彼女が見送ったウルヴァリではないけど、同じ匂いを感じたのかデッドプールとウルヴァリンが元の世界に帰るために協力します。

ちなみに裏設定として、『ローガン』のローラと同一人物であり、『ローガン』のラストの後、仲間たちと共にアメリカで過ごしていましたが、TVAにより剪定されてしまい虚無世界に廃棄されてしまいます。それからデッドプールとウルヴァリンが訪れるまで数年間も虚無世界で過ごしていたという設定になっています。

『ローガン』でのローラはほとんど英語は話さず、スペイン語が主でした。仲間たちとアメリカで過ごしていた間にアメリカ英語を覚えたので、今作の成長したローラは英語を話しています。

ホンダ オデッセイ

虚無世界にデッドプールとウルヴァリンが落とされ、そこで見つける自動車がホンダのオデッセイです。

この自動車は生産中止になってしまったものです。つまり虚無世界に捨てられてしまった車種という事になります。

さらにデッドプールとウルヴァリンはこの車の中で一晩中互いを切り刻み合います。

このシーンの描かれ方が、カーS〇Xを連想させるような表現になっています。

これはホンダ オデッセイがアメリカでは「走るモーテル」の異名を持っていたからです。

快適な居住性脳のおかげで、オデッセイと言えばカーS〇Xというイメージがつき、広がっていたんだそうです。

さらに丈夫さも売りのひとつだったので、デッドプールとウルヴァリンが徹底的に互いを切り刻み合った結果、見た目ボロボロになってしまっても、ちゃんと走るというのを見せています。

いろんなウルヴァリン

ヘンリー・カヴィルのウルヴァリン

まずはヘンリー・カヴィルのウルヴァリンです。スーパーマン役で素晴らしい肉体を披露しています。

実はウルヴァリン役ヒュー・ジャックマンが今作に出演するまでは『ローガン』でウルヴァリンを引退するようなことを言っていました。

そこで「第2のウルヴァリン」として白羽の矢が立ったのが、ヘンリー・カヴィルだったのだそう。

しかし彼がウルヴァリンとして登場するのは今作まで実現されませんでした。

小さいウルヴァリン

原作においてはウルヴァリンはかなり小柄なキャラクターとして描かれます。データとしては身長は160㎝で、ブラックウイドウよりも低く、ロケットよりも高いくらい。(画像左から3番目)

という事で、小さいウルヴァリンが登場します。

茶色いウルヴァリン

ウルヴァリンのスーツは黄色にブルーのイメージですが、初登場した時には黄色に茶色のスーツだったんです。

原作のいろんなウルヴァリンも登場

アイパッチ・ウルヴァリン

エイジ・オブ・アポカリプスのウルヴァリン

オールドマン・ウルヴァリン

磔のウルヴァリン

などなど、他にも印象的なウルヴァリンたちが登場しました。

それぞれに多様なドラマがあり、いわゆる悪に染まったウルヴァリンも。

デッドプール軍団

ナイスプール

非常に正確の良いナイスガイ。イケメンでコスチュームもピカピカ。

そのため全く面白味がない。しかも何のパワーも持っていない。不死身でもないのであっという間に。。。

彼を演じているのは「ライアン・レイノルズの双子の弟」という事になっています。

プロモートの一環としてライアン・レイノルズがSNSに双子の弟のアカウントを作り、実在しない弟と対談したりしてます。

しかも弟はいいヤツで頭もいいです。

レディプール

抜群のプロポーションでデッドプール軍団を率いて現れたのはレディプール。

彼女はテイラー・スウィフトが演じるなんてウワサもありましたが、デッドプールを演じているライアン・レイノルズの実の妻であるブレイク・ライブリーが演じています。

マスクを外さず、顔出しなしの出演というあまりにも贅沢過ぎる使い方です。

ラストのスタッフロールで初めて正体が分かります。

ドッグプール

レヴィ監督はドッグプールを演じているのは、パグとチャイニーズ・クレステッド・ドッグの交配種であるペギーちゃん。

「イギリスで最も醜い犬として、賞を受賞していたんです。今じゃスター犬です」

デッドプール/ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)との関係性について聞いてみると、レヴィ監督は「ウェイドはドッグプールが大好きなんです。なぜなら、自分より醜い唯一の存在だからです」と回答。

「醜い顔同士であることから、ウェイドは彼女をソウルメイトだと感じています。二人の関係性はとても面白く、本物ですよ」と笑顔で語っていた。

現実でもライアン・レイノルズが自身の人生をペギーちゃんに重ねてみている部分もあって、出演を決定したそうです。

実は家族のデップーたち

さらにキッドプール、ベビープールを演じているのは、ライアン・レイノルズとブレイク・ライブリーの子供たちです。キッドプール役は次女イネスちゃん、ベビープール役は長男オリンくん

レディプールと同様にスタッフロールで初めて誰なのか分かります。

その他のデッドプールたち

原作コミックではいろんなアースのいろんなデッドプールが存在します。

禅プール

デッドプール2099

ゾンビデッドプールの頭がとれてしまって、頭だけ画で飛び回っているヘッドプール。

などなど、無数のデッドプールたちがマルチバースを超えて登場してきます。

ウルヴァリンのスーツ

原作のウルヴァリンは上記の画像のようなコスチュームを着て戦っていました。

2000年に『X-MEN』として映画化した際に、実写でありさらに当時の技術などを考慮して以下の画像のような黒や紺を基本としたスーツにデザインされました。

さらにこの作品の中で、「コミックスのようなダサいコスチュームを着るのか?」というようなイジリがあります。

ところが、今作のウルヴァリンは黄色いスーツを着ています。しかもかっこいい!!!

原作ファンからすると「これだよ!!これ!!これこそがウルヴァリンだよ!!!!」と、非常に熱い感動があります。

そして、マスクも被ってくれました!!!!!

この瞬間「うおおお!」っと叫んでしまいましたね(笑)

残念!!グウェン・プールは出ない(´;ω;`)

非常にPOPで日本のマンガキャラのような絵柄のこの作品。実際に日本人クリエイターが産み出し、執筆しているのが『グウェン・プール』です。

彼女はデッドプールと同じく第4の壁を超える能力の持ち主です。

しかもかわいい~~♪

残念ながらライアン・レイノルズのお眼鏡にはかなわなかったということですかね~。

デッドプールと絡んだら面白かっただろうな~。

電八的感想

さてここからは、電八的な感想を。

一言で言ってしまえば、「面白かった!」であります。

映画作品としてどうなのか?と問われると微妙なんですが、なんにしてもエンターテインメントとして楽しめる作品だという事に変わりありません。

そして、この作品は「マーベルコミックス」に対する思い入れが強ければ強いほど「おお!」ってなります。

ただし、「あれ?なんのためにこれしてるんだけ?」になりがちなのも事実です。

いろいろと辻褄が合わないところもきっとあるでしょう。

ひとつ、貫かれているのがライアン・レイノルズの「打ち捨てられたモノ、挫折した人」への愛情です。

「必要ないと言われてしまっても頑張っていれば、新たな道が必ず開くはずだ」という強いメッセージでもあります。そしてライアン・レイノルズはそういったモノや人を「いじる」という形ではありますが、手を差し伸べようとするわけです。

これ、スタローンと同じですよね。『デッドプール&ウルヴァリン』は『エクスペンダブルズ』ってことです。

あ!その両方にウェズリー・スナイプス出演してますね(笑)

ただし、思い入れがない人がどこまで楽しめるのかは疑問です。

「ディズニー作品を全く知らない人が、ディズニーランドに行って十分に楽しめるのだろうか?」というのもメッセージとして含まれている気がします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の記事は以上となります。

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