映画には食事のシーンももちろんあるのですが、バーやカジノ、ピクニックなどいろんなシーンでお酒を飲むところが良く描かれます。
キャラクターの好みでいろんなお酒が登場します。
美味しそうだったり、オシャレだったりといろいろ印象に残ったり、自分も飲みたくなったりした経験ありますよね。
今回は、お酒が印象的な映画と登場するお酒を紹介します。
是非ご覧になってください。
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※注意:この記事にはネタバレが多分に含まれています。作品をご覧になっていない方にはオススメできません。
映画におけるお酒
映画においてはその性質からお酒の役割や意味というのが、やはり持たされています。
- 大人の嗜みとして、オシャレさや豪華さなどを演出。
- 「酔う」ことによるキャラクターの行動の変化。
- 「心を開いている」とか「腹を割っている」というのを視覚的に見せる。
- 酔っぱらってしまう=記憶の混濁や覚えていない→大失敗や勘違いを引き起こす。
など。
お酒は飲めば飲むほどに「酔う」という、時間を表すものでもあります。
これは映画という時間を物語として表現するものに非常に相性がいいと言えます。
お酒が印象的な映画10選&お酒
『ドランクモンキー酔拳』
詳細は以上の記事でご覧ください。
街の名士で名医のウォン先生んとこのドラ息子フェイフォンが、お仕置きのために怖~いソカシおじさんに修行をつけてもらう事に。
その頃、殺し屋テッシンが次の依頼を受けていた。次の標的はなんとウォン先生だった。
「飲めば飲むほど、強くなる」とかキャッチコピーが良かったですよね。
お酒の種類についての言及はないのですが、中国のお酒なので老酒、紹興酒などですかね~♪
『ブレードランナー』
2019年、酸性雨が降りしきるロサンゼルス。強靭な肉体と高い知能を併せ持ち、外見からは人間と見分けが付かないアンドロイド=「レプリカント」が5体、人間を殺して逃亡。「解体」処分が決定したこの5体の処刑のため、警察組織に所属するレプリカント専門の賞金稼ぎ=「ブレードランナー」であるデッカードが、単独追跡を開始するが・・・。
Filmarksより引用
以上の記事でも書いているのですが、主人公のデッカードは酒を飲んでばかりいます。
今となってはもう手に入らない貴重なお酒も別名ですが登場していたりもします。
印象的なお酒は「ジョニ黒」と親しまれる、ジョニーウォーカーブラックラベル12年です。
ストレートにチェイサーでの飲み方が香りが楽しめて美味だと思います。
『カクテル』
一獲千金を夢見るバーテンダーが、真実の愛に目覚めるまでを描いた青春映画。軍隊を除隊したブライアンはエリートビジネスマンになろうとニューヨークに降り立った。しかし学歴のない彼を雇う企業はどこにも無く、通りすがりにバーの求人をみつけアルバイトをしながら大学に通う事にするが……。
allcinemaより引用
ビールにトマトジュース、スパイスに、生卵を割り込んだものを「バーテンダーの朝食だ」とダグがブライアンに作ります。
このカクテルは「レッド・アイ」。
実は、この生卵をシェイクせずそのまま頂くのが本来の飲み方。底に沈んだ卵が『目』のように見える事がカクテル名の由来としています。
世に定着している「レッド・アイ」には生卵は入っていません。
花言葉と同じでカクテルにもカクテル言葉があります。
「レッドアイ」のカクテル言葉は『友情』です。
『ハングオーバー』
人生最高の夜を楽しんだはずの男たち。待っていたのは史上最悪の二日酔い!?
Filmarksより引用
イエーガーマイスターはとろみがあり日本の養命酒っぽい香りがする独特のお酒です。
冷凍庫に入れてキンキンに冷やしてショットグラスで飲む、アイスショットが人気の飲み方のようです。
『ワールド・エンド酔っぱらいが世界を救う!』
1990年6月22日―イギリス郊外の街、ニュートン・ヘイヴン。思春期真っ盛りの5人の少年達は、高校卒業を祝って、飲酒マラソン“ゴールデン・マイル”を決行する。これは大量のビールを飲み干しながら、パブをハシゴしていくゲームだったが、リストの最後に記された12軒目のパブ“ワールズ・エンド(世界の終わり)”に辿り着く前に、脱落者が続出し、あと3軒というところで、彼らはギブアップすることとなった。それから約20年後―アラフォー世代になった彼ら“五銃士”は、それぞれ故郷を離れ、今や家庭を持つ夫や父親、そしてビジネスマンになっていた。だが、たった1人だけ例外がいた。かつてのリーダー、ゲイリー・キングだ。ゲイリーは、旧友の1人で、法律事務所で働くアンディ・ナイトリーとの疎遠ぶりを痛感し、故郷での“ゴールデン・マイル”のリベンジを実行!しかし、彼らは4軒目のトイレで様子がおかしい若者達に襲撃される。それを機に、街も住民も“何者か”に乗っ取られ、人類が滅亡へ向かっていることに気付き始める。果たして、これはゲイリー達の人生のリベンジ戦なのか?それとも、人類の未来の為の戦いなのか?彼らは無事にゴール地点である“ワールズ・エンド”に到着し、“ゴールデン・マイル”を達成することが出来るのか!?
Filmarksより引用
ビール飲みまくってます!それもけっこううまそうに飲むんですよね~♪
『グリーンブック』
時は1962年。ニューヨークのナイトクラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は腕っぷしはもちろんハッタリも得意で、ガサツで無学だが、家族や周囲から愛されていた。 ある日、トニーは「神の域の技巧」を持ち、ケネディ大統領のためにホワイトハウスで演奏したこともある天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)のコンサートツアーの運転手として雇われる。まだまだ人種差別が根強く残る時代になぜか、黒人にとって制約と危険の多い南部を目指すシャーリー。 粗野で無教養なイタリア系用心棒と、インテリな天才黒人ピアニストという何もかも正反対な二人が、黒人用旅行ガイド〈グリーンブック〉を頼りに、ふたりはツアーへ旅立った──。
Filmarksより引用
ウイスキー類は通常、茶褐色なのですが、カティーサークの場合は着色しない素のままの色で造られます。
今作でのこのお酒が選ばれた理由は、肌の色で差別されない素のままでいいのだという意味が込められているのだとか。
ラベルに描かれた帆船が名前の由来になったイギリスの快速帆船カティーサーク号です。
『カサブランカ』
アメリカ人のリックはカサブランカで亡命者たちが集まるナイト・クラブを経営。そこに昔の恋人だったイルザとその夫で反ナチ運動の指導者・ラズロが現れる。
Filmarksより引用
「君の瞳に乾杯」という世界的に有名な名セリフがあります。
その時に飲んでいたのが、マム・グラン・コルドンというシャンパンです。
1910年代には‘Champagne of Sovereigns’ (各国王室御用達シャンパン)と呼ばれた由緒正しいブランドのシャンパンです。
『カジノロワイヤル』
6代目ジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイグ初登場!最初の任務は、自分の愛を殺すこと。これは若きジェームズ・ボンドが”007”になるまでの物語。
Filmarksより引用
「ジン、ウォッカそしてキナ・リレを3:1:1/2でシェークし、レモンピールを添えて」とオーダーします。このマティーニは今作のボンドガールの名前がヴェスパーなので「ヴェスパー・マティーニ」と呼ばれます。
007シリーズには他にも多様なお酒が登場します。
注目して見ると面白いと思います。
『コンスタンティン』
天国と地獄のエージェント。あなたはその戦いを、知らない方がいい。
Filmarksより引用
悪霊や悪魔だけでなく、堕天使とも戦うジョン・コンスタンティンはヘビースモーカー。
そんな彼が飲んでいるのが、アードベッグ。
けっこうクセの強いスコッチです。
『幸福の黄色いハンカチ』
チャラ男、傷心女、ワケあり渋メンの3人が、車一台で壮大な北海道を旅するロードムービー。 ダメさ全開!トラブル続出!の道中、ある秘密が明らかになり、旅の目的は急展開。 最後にたどり着いた優しさに、涙すること間違いなし。
Filmarksより引用
もっとも有名なのが、高倉健が出所後に初めて食堂でビールを飲むシーン。
今まで飲みたくても飲めなかった酒。何年も我慢してやっと出所して、今目の前に夢にまで見たビールが。
セリフなしで演技だけでそこまで見せます。高倉健の演技に引き込まれてしまいます。
1テイクでOK!
あんまり素晴らしい演技なので山田洋二監督が高倉健に問い尋ねたら
「この撮影の為に、2日間何も食べませんでした。」
と言葉少なに語って、みんなを唖然とさせたという。
その時飲んでいたのが、サッポロラガービールです。
まとめ
映画とお酒は相性がいいと書きましたが、それは現実でも同じです。
映画を観ながらお酒を飲むのも、楽しみ方として非常に良いと思います。
作品により、合いそうなお酒をチョイスして、おつまみも合わせたりなど考えるのも楽しいです。
もちろん好みは人それぞれです、自分が良いと思える組み合わせを見つけられるといいですよね~。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の記事は以上となります。
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