お酒を楽しむ #3【お酒との付き合い方】二日酔いを防ぐ&軽減する方法。

お酒

昔、若かりし頃ではありますが、いわゆる水商売で働いていました。

お酒を飲んでお客さんのボトルを空けるのが基本の商売です。つまり飲めば飲むほど売り上げは上がりますが、自分の身体への負担も大きくなるという商売です。

まあ、そこをうまくやっていくのが商売なんですがね。

とはいえ、お酒を飲み過ぎれば二日酔いになったり、もっと具合悪くなったりします。

少しでもその対処法があればそれにすがりたいのも心情としては当たり前のことです。

水商売歴一応10年以上の自分が、出来るだけ二日酔いにならない方法と二日酔いになってしまった時の対処法を紹介したします。

二日酔い防止策4選

  • 二日酔いになりづらいお酒を選ぶ。
  • 量を抑える
  • 一緒に水分をたくさん摂る。
  • 飲む前に、ウコンなどの二日酔い軽減のためのドリンクを飲んでおく。

以上の4点が二日酔い防止に役立つと思います。

二日酔いになりづらいお酒を選ぶ。

UnsplashJacek Dylagが撮影した写真

実はお酒には二日酔いになりやすいモノとそうでないものがあります。なるべく二日酔いになりづらいモノを選ぶのも効果があると思います。(飲み過ぎたら一緒ですが)

醸造酒:日本酒、ワイン、ビールなど

蒸留酒:焼酎、ウォッカ、ウイスキー、泡盛など

この2種類で見ると、蒸留酒の方が分解対象となるアルコール分の種類が少なくて効率的に分解できるので、二日酔いにはなりづらいとの事です。

この他に混成酒というのがあります。

これは醸造酒や蒸留酒に香料や糖を加えてつくる酒のことで、リキュールやベルモットなどが代表です。馴染み深いものとしては梅酒も混成酒の1種です。

混成酒の場合はベースが醸造酒か蒸留酒かで分けて考えるとよいでしょう。

量を抑える

UnsplashAdam Wilsonが撮影した写真

量に関しては、コミュニケーション能力を磨くことでコントロール出来る事だと思います。

「俺の酒が飲めないのか?」なんて迫ってくる人には「もっと高くて美味しいお酒を飲ませてほしい」旨を伝える事でかわせることがあります。

ノリとしては「じゃあ~!○○~~!!!一番たっかいの~!!!」みたいなのが理想。

大人しめなら、「そうですね、せっかくなら、一番美味しくて、高いのがいいので・・・○○で。」

それぞれ言った後で、迫った本人の目を見て「ごちそうさまです!」というのが効果的です。

ただし、相手が酔っ払っているとノリでOK出してしまうので、見極める必要はあります。

そして、そういう人には近づかないのが一番良いと思います。

また透明なお酒は見えないところで水で割る(水に差し替える)、茶色系のお酒はウーロン茶で代用するなど、やり方はあります。

UnsplashLouis Hanselが撮影した写真

そしてもうひとつのポイントとしてお酒の強さに注目することです。

お酒の強さは度数で表されます。

ビールや日本酒などは5%~10%ほど、焼酎などは20%~25%、ウイスキーなどは45%~、など必ず度数表示があります。

これは100ml中アルコールが5mlであれば、5度もしくは5%と表記されています。

ウイスキーなどの様に割って飲む場合は、大体お酒1に対し割り物3くらいで割りますので、40%のウイスキーの水割りならば、10%のお酒を1杯飲んだのと同じくらいという目安になるかと思います。

ざっくりでいいので、自分が今までどのくらい飲むと酔ってしまったのかと、今どのくらいの量を飲んでいるのかとを把握しておくとよいでしょう。

結局飲み過ぎが二日酔いの最大の原因なので量を減らす努力をすることです。

一緒に水分をたくさん摂る。

UnsplashClint McKoyが撮影した写真

そして、二日酔いは水分不足による脱水症状が原因なので、一緒に水を飲みながら飲酒するのが良いです。

よく「チェイサー」と言いますが、これはお酒を一口飲んで、追っかけ一口水を飲むので、この水の事を「チェイサー」(追いかけるモノ)と呼ぶようになったという事です。

水を追いかけて飲むことで、お酒をたくさん飲んだと自分をだますことができます。

結果、量を抑える事にもつながります。

チェイサー重要です!

ちなみにこの時出来れば、お茶やソフトドリンクなどよりも水が一番いいです。

水以外のドリンクだと、アルコールの吸収効率を上げてしまう効果のあるものもありますので、悪酔いの原因にもなります。

飲む前に、ウコンなどの二日酔い軽減のためのドリンクを飲んでおく。

それから、ドリンク剤ですね。二日酔いの原因になる物質を分解する酵素が含まれるドリンクがあります。ウコンが入っているのモノがその代表です。

お酒を飲む前にコンビニなどで購入してから飲むと二日酔いになりづらくする効果があります。

二日酔いになってしまった時の対処法3選

上記の対策を取っていてもそれでもなお飲み過ぎてしまう事や飲まされてしまう事もあるでしょう。

人間、ダメな時はダメなんですよね(笑)

ただ、翌日の予定に響いてしまうと困ってしまう事もあるでしょう。

そういった時の対処法です。ただしこれはあくまでその場しのぎの方法です。根本的に治る特効薬的なモノではありませんので悪しからず。

  • 味噌汁を飲む。
  • 水分を十分に摂る。
  • 睡眠を十分に摂る。

味噌汁を飲む。

作者: カバ キチ

もちろん程度によるのですが、目が覚めてから、まず味噌汁を飲むのは効果的です。以前、日本酒についての記事でも紹介したのですが、温かいというのがいいそうです。アルコールの刺激で荒らされまくった胃に温かいものが優しく浸透します。程よい塩分で、水分の吸収を助けアルコールの排出の手助けになるそう。

そして、アミノ酸とタンパク質です。アルコールを分解するのに必要な栄養素です。

アミノ酸もタンパク質も多く含まれるステーキでもいいのですが、二日酔いの時にそれも朝からステーキが食べられる方は少ないでしょう。

発酵食品にも多く含まれるのでヨーグルトや納豆などでもいいのですが温かいのがやはり重要です。アルコールの分解には温度も重要です。

味噌汁はより早く効率よく分解を推し進めてくれます。そして二日酔いの時に飲む味噌汁は本当に美味いです(笑)

水分を十分に摂る。

UnsplashIntenza Fitnessが撮影した写真

二日酔いは体全体が水分不足で脱水状態になっていることが原因でだるさを覚えたり、体が不調だったりします。

不足した水分を十分に補う必要があります。

できるだけこまめに常温の水を摂取することが大事です。

睡眠を十分に摂る。

そして、睡眠を十分に摂ること。これは身体が疲労していて通常時のパフォーマンスを出せない状況でアルコールを分解するので休息がなにより重要になるからです。

睡眠をしっかりとることにより体内の調整や疲労回復に集中的にエネルギーを使えるようになります。

二日酔いに限らず体調不良を治す最速の手段が実は十分な睡眠だという事です。

まとめ

上記に入れなかったんですが、頭痛がひどい場合には市販の頭痛薬・痛み止めを飲むのもOKです。ただし使用上の用法・容量は絶対に守る事と空腹時の服用はNGです。

結局のところ、飲み過ぎれば二日酔いにはなってしまいます。量をうまくコントロールしながら楽しみましょう。

またいつもと同じ酒量だったとしても、体調や精神的なコンディションで出る症状に大きく違いが出来ます。

一般的に「大量」と思われる酒量は出来るだけ避けましょう。

以上、なるべく二日酔いにならないようにする方法となってしまった時の対処法をご紹介しました。

これらを意識して美味しいお酒を楽しみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の記事は以上となります。

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