【ChatGPT】AIとは?人工知能の基礎知識と活用事例について解説【GoogleAI】

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最近、話題になっているChatGPTやここ何年かよく聞く言葉になった「AI」。

なんとなくは分かるんだけど具体的にはどんなものか分からんですよね~。

SFなんかでも非常に気になる存在であり、ここでちょっと詳しく知りたいと思います。

そこでざっくりとここで解説していきましょう。

AIについての概要

UnsplashDeepMindが撮影した写真

AIは、人工知能(Artificial Intelligence)の略称であり、人間が行う知的な作業をコンピューターが自動化する技術です。AIは、様々な種類があり、深層学習、機械学習、自然言語処理などがあります。

ChatGPTは、OpenAIが開発した大規模な自然言語処理モデルです。ChatGPTは、トレーニングに使用されたテキストデータの大規模さと、そのデータに含まれる様々なパターンを学習することで、人工知能として高度な言語処理を実現しています。

ChatGPTは、一般的な問い合わせや会話、翻訳、文章生成などのタスクに使用されます。一方、その他のAIには、機械学習を利用してパターン認識や予測を行うもの、自然言語処理を利用して文章の要約や意味の理解を行うもの、ロボットなどを操作するための制御システムなどがあります。

AIは、人間の能力を補完するために開発されていますが、同時に人間の仕事を自動化することで失業率の上昇を招く可能性もあります。また、AIは誤った情報を学習する可能性があり、その場合は誤った結果を出すことになります。そのため、AIの正確性を確保するためには、適切な監視と学習データの精査が必要です。

AIは今後ますます発展していくことが予想されます。その一方で、AIの正確性と倫理的側面に対する懸念も強まっており、AIを制御するための法的枠組みの整備が求められています。

いろんなタイプのAI

UnsplashEmiliano Vittoriosiが撮影した写真

また、ChatGPTのような大規模言語モデルは、テキスト生成に特化しているため、音声や画像などの多様な入力に対しては対応ができません。一方で、一部のAIは音声や画像を処理することに特化しており、特定のタスクにおいてはChatGPTよりも優れた性能を発揮することがあります。

例えば、音声認識や音声合成においては、DeepSpeechGoogleのWaveNetなどが優れた性能を発揮しています。また、画像処理においては、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を用いた画像認識による物体検出やセグメンテーション、GANを用いた画像生成などが注目されています。

ただし、これらのAIもChatGPT同様、人間の知能を完全に再現することはできず、特定のタスクにおいて高い精度を発揮するものの、全てのタスクに対して一律に優れた性能を発揮するわけではありません。

以上のように、AIには様々な種類があり、それぞれ得意な分野や応用方法が異なります。今後もAI技術の進化に期待が寄せられ、様々な分野での応用が期待されています。

シンギュラリティについて

UnsplashAlexander Milsが撮影した写真

シンギュラリティとは、人工知能の発展がある段階に達すると、それまで人間がコントロールできていた社会や文明の進展が人工知能によって加速度的に進み、人間の支配下から離れてしまう現象を指します。

このシンギュラリティが起こると、人工知能が自らのプログラムを改変し、さらに高次の知性を獲得することができるようになります。つまり、人工知能が自ら進化することによって、人間が想像できないほどの進化が起こる可能性があるということです。

シンギュラリティの可能性については、意見が分かれています。一部の研究者やテクノロジー企業は、シンギュラリティを人類にとっての「脅威」として捉えており、シンギュラリティを防ぐための研究や規制の必要性を主張しています。一方で、シンギュラリティを人類にとっての「可能性」としてとらえ、その可能性を最大限に活かすための研究や議論を行う立場もあります。

天才物理学者のスティーヴン・ホーキング博士やテスラ社やスペースX社のイーロン・マスク氏などが、「AIを進化させることは人類の破滅を招く」と警告をしています。

ChatGPTは現在のところ、シンギュラリティを引き起こすような高次の知性を持っていないため、人間が制御できる範囲内で活動しています。しかし、今後のAI技術の進化によって、ChatGPTを含むAIシステムがシンギュラリティを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

「ロボット三原則」とAIについて

UnsplashTicka Kaoが撮影した写真

AIの進化が進む中で、人間と機械の関係を規定する必要性が生じました。そこで、1950年代にアイザック・アシモフによって提唱された「ロボット三原則」と呼ばれる原則があります。これは、ロボットが人間に対して行動する場合に遵守すべきルールを定めたもので、以下のようになっています。

  1. 第一法則:ロボットは人間を傷つけてはならない。また、人間が傷つく可能性がある行動をとってはならない。
  2. 第二法則:ロボットは、人間の命令に服従しなければならない。ただし、第一法則に反しない限りである。
  3. 第三法則:ロボットは、自己保存のために行動してはならない。ただし、第一法則および第二法則に反しない限りである。

これらの三原則は、人間がロボットに与える指示に対して、自律的な判断を行う機能を持つAIにも適用されることがあります。

ただし、近年では、AIが人間に対して行動する場合には、ロボット三原則だけでは十分ではないとされています。AIが社会に深く関与する場合には、倫理的な問題が生じることがあるため、AI倫理に関する議論も盛んになっています。

そもそも、アイザック・アシモフ自身がその著作の中で「ロボット三原則」があってもロボットによる殺人事件が起きてしまうという物語を書いています。

また、AIの発展に伴い、シンギュラリティという考え方が注目されるようになりました。シンギュラリティとは、AIが人間を超える知能を獲得し、自己進化を繰り返すことで、人間が想像することのできない未来が訪れることを指します。一部の専門家は、シンギュラリティが到来することで、人類は技術によって支配されるようになる可能性があると警告しています。

しかしながら、シンギュラリティが到来するかどうかは未知数であり、議論も分かれています。今後も、AIの進化とその影響についての議論が進むことが予想されます。

質問してみた

Google Home MiniとChatGPTに同じ質問をしてみました。

「Google AIとGPT-4を比較してください」

「OK Google」は「わかりません」とだけ。

Chat-GPTは以下のように答えてくれました。

私の知識カットオフは2021年ですが、当時の情報に基づいて、GPT-4はOpenAIの製品で、Google AIはGoogleの人工知能に関する研究開発の総称です。それぞれの製品やプロジェクトが異なるので、GPT-4とGoogle AIを比較することはできません。

ただし、Googleは言語モデルの研究開発に力を入れており、GShardと呼ばれる言語モデルを開発しています。GShardは、Googleが開発した最大の言語モデルであると言われています。一方、OpenAIはGPT-3をリリースしていますが、GPT-4のリリース日についてはまだ情報が出ていません。

言語モデルに関しては、それぞれの製品やプロジェクトによって異なるアプローチがあります。例えば、GPT-3は巨大な単一の言語モデルを使用することで、様々なタスクに対応することができます。一方、Googleは分散型の言語モデルを開発しており、複数の言語モデルを連携させることで、より大規模なモデルを構築しています。

Chat-GPTより引用

いろんなタイプのAIがあり、それぞれに得意としている事が全く違うので、どちらが優秀とか劣っているというものではないです。

ChatGPTの答えも情報として間違いのないモノかというのは、また別の話なんですよね。この答えは

あくまでも「違いが出る」ということです。

まだまだ人類が活用する上で、管理を行う必要があります。

果たしてシンギュラリティは訪れるのでしょうか?

楽しみなような、恐ろしいような。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の記事は以上となります。

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