※この記事は2021年4月29日に書いた記事をアップグレードしたものです。
大人になると楽しめるものっていろいろありますが、中でも代表的なのが「お酒」です。
今回はお酒について語ってみたいと思います。
お酒が大好きです。
こんにちは、電八です。
大好きなお酒の楽しみ方について、自分なりの選び方や違いについて話していきたいと思います。
基本的にお酒全般が好きで何でも飲みます。
今回は日本酒について。
飲むのが好きなだけで決して詳しくはないですが、選び方と楽しみ方のポイントだけ紹介します。
清酒とそれ以外
まず、日本酒は「清酒」とそれ以外に分けられます。
製造過程で濾したものが清酒。濾す工程のないもの、塩や副原料が入っているものはそれ以外という分類になるそう。つまり、どぶろくや料理酒は清酒じゃないということです。
どぶろく、にごり酒も好きなんですよねー。まったりとした口当たりがたまりませんよね。ですが、今回は清酒のご紹介。
大まかな清酒の種類
「純米」とつくものは原材料が米、米麹、水だけで作られているものを「純米酒」と呼びます。
それ以外は醸造アルコールを加えて作られています。これを「醸造酒」と呼びます。
米、米麹、水
- 純米大吟醸
- 純米吟醸
- 特別純米
- 純米
米、米麴、水、醸造アルコール
- 大吟醸
- 吟醸
- 特別本醸造
- 本醸造
基本的に純米→純米大吟醸に行くほど香りが華やかになりフルーティな味わいになります。
本醸造→大吟醸に行くほど、クセが抜けてすっきりとした味わいになっていきます。
これら以外にもまだ種類としてはあるのですが、とりあえずこの8種類を押さえておけば、周囲に「知ってるよ」って顔で話ができると思います。
それ以外の要素
- 精米歩合:米の磨き具合(上記の8種は精米歩合で種類分けされています。)
- 無濾過:長期保存の不純物を取り除くための濾過を行わない酒。
- 生酒:通常2回行われる火入れを行わずに貯蔵された酒。
- 原酒:度数調整のための加水調整を行わない酒。18度~20度程ある。
この4つの中で最も重要なのが精米歩合でしょうか。精米歩合の数値が低いほど、お米が沢山削られています。数値は削って残った部分の割合を表しています。
つまりより削られている方が手間が掛かり、より贅沢品と言えます。味的には雑味のないすっきりとした味わいになっていきます。
日本酒が苦手な方ほど精米歩合の値が低い商品の方が飲みやすいということです。その分いいお値段しますが。
逆に、無濾過、生酒、原酒は野性味のあふれるどしっとした日本酒感を味わいたい方向けということでしょうか。
どしっとした日本酒感と同時に香りの華やかさを味わいたければ純米大吟醸の無濾過をチョイスするとか、ワインのボジョレーヌーボー的な若い味でスッキリした日本酒を楽しみたければ、生酒と書いてある銘柄を選ぶとか、といったところでしょうか。
自分の好みとしては米の甘味と割とガツンとした日本酒っぽさを感じたいので、純米・無濾過・生・原酒というのを探しています。
実はこの4つそろってる銘柄ってなかなかなくて、まだ2,3回しか飲んだことがないのですが、おいしかったです。
魔法のキーワード、ジュンマイ・ムロカ・ナマ・ゲンシュ。
今回飲んだお酒
秋田県のお酒です。天花特別純米 無濾過原酒。
米の甘味が引き立ち香りは華やかで、かつグッと日本酒を飲んでる実感が高いですが、後味スッキリなお酒です。なのでしっかり脂の乗った刺身とか、少しクセのある山菜の天ぷらなんかが当てとしては合うと思います。
当てもとても重要です。
おつまみ、当て、まあ色々呼び方はあると思いますが、お酒と一緒に食べるものが非常に重要です。
ガツンと日本酒!て感じのお酒にはシンプルな塩味のものが合うと思います。枝豆、焼き魚、串系など。
軽めのサラッっとした飲みやすいお酒には味の濃い、もしくは複雑な味の物を合わせると良いのかなと。おでん、煮魚、和え物など。
どちらのタイプにも合うのは刺身ですかね。もちろん脂のノリ具合や白身、赤身、部位によっての違いがあるので、その時その時臨機応変にといったところですかね。
昔、「通は塩だけで日本酒を味わうものだ」なんてのが言われてたことがありましたが、個人的に勿体無いなぁと思います。
せっかく日本には各地に本当に美味いものが沢山あってお酒と最高のマリアージュが楽しめるものがあるのに、敢えてお酒だけの味だけ楽しむなんて、本当に勿体ない。
是非、美味しい食べ物とのマリアージュを楽しみたいところ。
しかもこれにはルールはありません。
自分が美味しいと思ったものが美味しいものなので、いろいろ試してみるのが一番だと思います。
例えば、アジフライと日本酒の組み合わせで楽しむというのもありです。この場合にはアジフライにはソースだけでなくカラシをつけた方が日本酒には合います。甘いソースにピリッと効いたカラシとアジフライの脂が口に残っているところに、キリッとした飲み口の日本酒で口の中をサッパリさせる。そしてまた食べる飲むと繰り返す、、、とか!
実際にやったことあるんですが、美味しかったなー。結果飲みすぎて翌日二日酔いになってしまいましたが(笑)
翌朝、二日酔いの時には
美味しくてついつい飲み過ぎてしまうことってあると思います。
特に日本酒の場合、夜中に喉が渇き目が覚めてしまう事もあると思います。
さらにはお酒に付き物の二日酔い。本当にしんどいですよねー。昔からこの二日酔いに対処する方法が色々考案されてきました。
ですが、科学的にいうと体に残留しているアルコールが全て分解されるまでは何をしても治らないというのが本当のところだそうです。
アルコールを分解する酵素はゆっくりと分解するので飲めば飲むほど二日酔いは長引くことになります。
よく、「迎え酒」なんてのを聞くことがあると思いますが、これはもう一度酔うことでマヒして、二日酔いの症状が分からなくなっている状態のことです。
悪くなることこそあれ、良くなることはありません(笑)
ですが、症状を和らげる効果のあるものがあります。
これがなんと味噌汁だそうです。
まず温かいというのがいいそうです。アルコールの刺激で荒らされまくった胃に温かいものが優しく浸透します。程よい塩分で、水分の吸収を助けアルコールの排出の手助けになるそう。
具としてはしじみが良いそうです。疲労回復、アルコールの作用により失われたビタミンや豊富なミネラルの補給に効果があるそうです。
そして何よりもこれが私の実経験なのですが、日本酒を飲んだ二日酔いの朝に飲む味噌汁の絵も云われぬ美味さよ。この味噌汁を飲むためにまた二日酔いになってもいいかなと思うくらいに美味い。日本人に生まれてよかった!!と心の底から思うくらいに美味いです。
お酒との付き合い方に関しての詳細は以下の記事からどうぞ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の記事は以上となります。
この記事を気に入って頂けましたら幸いです。
また是非、SNSなどでシェアしていただければと思います。
コメント