【映画を楽しむコツ】vol.155 映画原作の世界編

Eigagensaku

映画のストーリーなどはご存知の通り、小説などの原作を元に製作されたものも多いです。

しかし、原作を元にしていても大分改変されていたり、全くの別物になって絵しまったりしていることもあります。

ここでは「原作」に対して、どう考えるのか?を少し語ってみたいと思います。

目次

原作とは

UnsplashDim Houが撮影した写真

「原作」とは、小説などが映画などに移し替えられることで「原作」と呼ばれるようになります。言葉的に「元の作品」という意味ですから。

「小説→映画」を思い浮かべますが、「映画→小説」の場合は映画が「原作」になります。ほかにも「ノンフィクション→映画」「コミック→映画(実写)」「コミック→映画(アニメ)」と様々なパターンがあります。

つまり、とある「作品A」が別の媒体に移し替えられて「作品A+」や「作品A*」などになった時に「原作A」となるわけです。

そもそもメディアとしての特性が違う

UnsplashBank Phromが撮影した写真

よく、「原作の方が面白かった」とか「原作を超えた」とか聞きます。

基本的に同じ物語なのですから、確かに比べてしまうのは自然なことのように思えます。

でも、よく考えたらそれって、「アイスとケーキはどっちが美味しい?」と比べているようなものです。

例えば、小説と映画を比べた時に言えることは楽しみ方が全く違うメディアなのだということです。

小説は文字と言葉によって物語を表現します。

当然、見た目についても言葉での説明になりますが、同じ言葉を聞いても人により想像する場面や絵柄、人の顔や仕草、景色、色合いが違います。

かなり自由度の高い想像をすることができます。

UnsplashAustin Distelが撮影した写真

対して、映画(映像)は一瞬で伝えられる情報量が圧倒的に多いです。

しかもカット割や構図などの撮影手法を使ってその上に意味を持たせることもできます。

想像する余地はほとんどない代わりに圧倒的な情報量を伝える事ができます。それも観た人に共通のイメージを多く届けることができます。

以上の違いを考えると、語り口は自然と変えざるを得ないということになります。

原作を読んだり見たりした時のイメージと違っているというのは実は当たり前のことなんですね。

映画と原作の特殊なケース

特殊なケースなのが、「2001年宇宙の旅」です。

この作品は初めから映画の説明を小説でしようとした作品で、映画を観ただけでは意味が分からないようにできています。(言ってみたらストーリーそっちのけでかっこいい映像を繋ぎ合わせただけの映画です。)

このことに関しては以下の記事に詳細を書いています。

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UnsplashAnastasiia Rozumnaが撮影した写真

有名作品で繰り返し舞台や映画化されるのが、ウイリアム・シェイクスピアの「ハムレット」です。

戯曲として書かれたものなので、舞台化されるのですが、舞台は演出家により様々に変化します。さらに映画化されるとなれば、また一風違った変化を起こします。

この作品は悲劇で、その時代時代のモチーフを滑り込ませやすい作品でもあるために繰り返し舞台や映画化されます。

UnsplashDalton Smithが撮影した写真

複雑かつ良いバランスで原作や周辺作品など絡み合い素晴らしい作品となっているのが「ドライブ・マイ・カー」です。

複数の作品をモチーフにするのには緻密な計算とバランス感覚が非常に重要です。この作品は絶妙なバランスで絡み合っています。

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楽しむ順番

UnsplashSurfaceが撮影した写真

そこで、より楽しむための見方と考え方というのを電八なりに考えました。

  1. 情報量が多い順に見ていく。
  2. 全く、別物の作品だという認識で楽しむ。
  3. 粗探しをしない。

以上の3つを守っていれば、作品に幻滅してしまうということは少なく済むと思います。

1,は簡単にいうと、小説→マンガ→映画(映像)の順で情報量が多くなるので、できれば多い方から、つまり映画や映像作品から見ていった方が、楽しめると思います。

これは小説やマンガなどは情報量が少ない分を想像で補うわけですが、人それぞれに想像したものには違いがあります。映画などとのギャップが生まれやすくなってしまうわけです。

逆であれば、気に入らない役者やシーンを自分の想像で修正して楽しむことができる余地があるということです。

映画原作についての書籍

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この記事を書いた人

「これから映画を楽しみたい方」に向けて、#映画の楽しみ方をわかりやすく発信中!
📸#グルメ(#ラーメン #カレー)、#ソロキャンプ、#プロレス も愛してやまない多趣味人間。
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